雑誌旅の手帖の取材をしていただきました。
テーマは、ご飯と漬物の美味しいお宿
ご飯はねぇ、そりゃ自信作。叔父さんちのだから。
100%湯之谷産どころか、100%個人産。
漬物はばあばが引退した今、私の作でいいのかしら?
茄子漬は今夏は上手に出来た!
カブ漬けも、ばあばのを観察していたので、同じようにやってたら
あるじがどんぶりいっぱい食べるくらいだからきっと合格点。
そして最近は美味しい採れたて大根をたくさん頂いたので
これもばあばがよく作っていた’大根の辛子漬け’をしてみたんです。
一度目は塩がちょっと勝ってしまって、ちょっとしょっぱかったけど
二度目は甘さと塩加減がちょうどよく、我ながらよく漬かってご満悦でした。
多段大根や赤い大根の甘酢漬けもできました。
私のはほとんどがこうした一夜漬けの漬物です。
野沢菜は一番お勧めの大沢加工さんのものだし、
1月になると個人のおうちに毎年お願いしているいぶし沢庵が登場します。
こうしたいわゆる保存食の漬物ってなかなか手がつけられなくて。。。
今後の大きな課題ですかな。
こうして記者さんと漬物の漬け方やら、これはばあばから教わった、なんていう話をするなかで
すごく納得したことがありました。
ばあばがつくるもの、たとえば、ばあばのごった煮、茄子漬、果実酒、大根漬けなどなど
なぜ同じようにしていても美味しいのかという疑問に対する答え・・・。
同じようにしていても、味が違う。あるじに言わせると、私の味はまだ若いんだそうです。
だからやっぱり’ばさ(婆のこと)のエキス’が大事なんだよね、っと
よくばあば本人と笑っていたのですが、
今日、気がつきました。
ばあばの仕事は時間がゆったりと流れているんです。
野菜を切るところから、鍋に入れ、火をかける、味を付ける、盛り付ける。
下準備のその瞬間から、お料理は始まっています。
その時間のゆったりとした流れが、きっと素材に伝わるんです。
だからばあばの味はあったかいし、ほっとするんです。
私のようになんでもちゃちゃっとやってしまっては、野菜も慌ててるんじゃないかな?
まってぇぇぇ、まだ間に合わないよ??ってな感じで。
こんな大事なことを気がつかせてくれた取材の機会を頂いて、
感謝です。
ゆったりと仕事ができるようになりたいなぁ。
こんにちは。
「旅の手帖」掲載号は絶対買いますね。
以前、夏にお邪魔した時に出して下さった巾着みたいなころころの茄子のお漬物、かわいくて好きでした。
呼び方はは地方でいろいろみたいですけれど、そちらでは何というのでしょう?
テストはいつも一夜漬けのアグネスより。
いつもありがとうございます!
何月号になるのかな?ぼつになったりして・・。
あの茄子はこちらではもっぱら
’梨茄子’とよんでいます。
形が洋梨に似ているからかなぁと、勝手に思っていましたが、
実際はどうなんでしょ?
むかーしむかーし、中山美穂のビールかなにかの宣伝では
十全茄子といってましたね。