お赤飯はささげか小豆の色が出て、
普通は赤いご飯と決まっていますよね。
ここらへんでは、不祝儀のときは黒いお赤飯を炊きます。
炊く時に一緒に醤油を入れるのです。
ほんのりとお醤油の香りがして、ちょっと香ばしいような
お赤飯とはちょっと違った小豆入りの五目おこわみたいな感じになります。
赤い赤飯よりも田舎気な素朴な味わいです。
先月、じいじの祥月命日には、
いつもならマイタケの炊き込みご飯をつくるのですが
この日はちょうどマイタケがなく、
初めてこの黒いお赤飯を作ってみました。
結果は醤油加減が微妙に濃かったけれど、まぁ、美味しくできて大満足。
このたび、黒い赤飯のレシピをいろいろと探していて、大発見がありました。
なんと黒い赤飯というのは新潟県、しかも中越地方、特に長岡あたりの名物料理なんです!
小豆ではなく正式には金時豆を使うみたいです。昔は小豆が貴重だったからのようです。
私のイメージは黒い赤飯は仏事のときだけにつくる、でしたが、
お祝い事にもこれでいいんだそうですからびっくりでした。
昨日お雛さまのご馳走には当然普通のお赤飯を炊きましたが、
それをばあばに持って行ったら、赤色だったにもかかわらず
’今日は誰かの命日だっけ?’と、言ってましたから、
ここら辺のお赤飯のイメージって、案外仏事なのかな?と感じました。
ところ変わればで、面白いです。
うちではお赤飯は自家製ですが、
この黒い赤飯は和菓子屋さんでも売っているところが多いです。
長岡の有名な江口だんご本店でも扱っていました↓
http://www.e-dango.com/product/r_sekihan.html
その名も長岡赤飯ですって!
ここのお団子、店頭のみの販売ですが、美味しいです!
話がずれました。
こんばんは。
醤油赤飯は、子供の頃から食べていたので、これが普通だと思っていました。最近になってこの辺りの食べ物だと知りました。
>長岡の有名な江口だんご本店
江口団子の串だんごは絶品です。特に胡麻味は類の無い美味しさですよ。