山菜は今年は終わりかなーの感があります。
わらびも、山タケノコも、なんだか、すっかり顔を見せなくなりました。
今使っているワラビはひと塩して大事に保存してあります。
大事に大事にお客さまのご馳走となります。
さて、今天麩羅の材料はうどの葉と芽。
そして雪ノ下(ユキノシタ)という一種の薬草ですwikipedeaより抜粋↓
’開花期の葉を乾燥させたものは虎耳草(こじそう)という生薬で、
その煎液には利尿、消炎などの効果がある。また、葉のしぼり汁は耳だれ、かぶれ、湿疹などに効く’
宝巌堂の石段の石垣にあるんです。
とってもとってもまた出てくる。
一番身近な野草(?)といえるかもしれません。
丸っこい葉っぱの裏は赤紫色。全体的にしっかりとした産毛が生えています。
さすが力強い。
一番最初にこれを天麩羅にしてくれたのは亡きじいじ。
これはちょっと驚きだった。だって、すぐそこにはえてる葉っぱですよ?、食べれるの?
って、心配じゃないですか。
でも案外珍味で美味しかった。
花は細い白い花びら。花びらと言えないくらいの可憐さです。
石段を通るとき、チラッと石垣を見てみてくださいね。