長岡にお住まいで以前ご宿泊いただいた女性のお客様が
突然訪ねてこられました。
最初はどなたか?とわからなかったのです。
だって、旅行者のかんじではない・・・
スーツを着ていらしたので、業者さんかと思いました。
お話しているうちに思い出しました!
あぁ??!わかりました。○○さん。
まぁまぁお久しぶりです。
宿泊した時にあまりに素適で、とても気に入って
すっかりファンになってしまったとのありがたいお言葉。
そしてご自身は印刷会社に勤めているのだけれど
宝巌堂にこんなのがあったらいいなーと
デザイナーさんにうちのイメージを伝えて、
包装紙や、季節の花入りの便箋や葉書などを
作ってくださった!
そしてそれをわざわざ持ってきてくださったんです!
それがとてもいい雰囲気なもの。
うちのお土産の袋は橘が冬のヒマな間の仕事にせっせと作ったものです。
でも、これが結構な手間のかかる作業。
彼女も大変だし、いつかきちんとした袋や包装紙を作りたいなと思っていたのですが、
何をどのように、誰に注文していいかもわからず、現在まで来ていました。
それがこのたびのこのありがたいお申し出。
早速本格的に注文となりました。
ちょっと体調を崩して橘がしばらくお休みしているので
実はお土産袋がもうない??!ピンチだったのです。
私のセンスではいきなり格好いいものができるわけもないので
一応の希望は伝えて、あとはデザイナーさんに一任して、
ひとまずはとにかく形にしてみようということになりました。
これからまだ進化する予定です。
出来上がりが楽しみです。
宝巌堂が大好きだというお客様ですから、
ここイメージをすごく大事にして、
自分のことのように考えていただきました。
こうしていろいろな立場から応援してくれる方たちが
私たちの大きな財産です。
本当にありがたいことです。
ところで橘が作っているこのマチ付の袋を作る会社はほとんどないそうです。
一つ一つが手作業で、やっぱり今の時代にはあまり商売にならないらしい。
だからオーダーするとしたら、すごい高いお値段になってしまうみたいです。
見本に彼女が作った袋をお渡ししたら、
印刷会社の職人さんが、
’これ、本当に素人が作ったの?
まるでプロの仕事だね!’って
おっしゃったそうです。 なんかかなり嬉しかった。
ところで宝巌堂の色のイメージって何色でしょうか?
いかにも旅館旅館にしないようにと、
焦げ茶色の地にしてみたんですが。。。。。
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栃尾又ラジウム温泉 宝巌堂(ほうがんどう) 8室の小さな温泉宿です
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