Sさんの到着は午後6時頃でした。
その日は上越のクライアントさんとの打ち合わせの帰りに
寄ってくださいました。
私が問い合わせのメールを送って以来、
思いがけずかなり早い段取りでお会いできることになりました。
参の拾伍番にお泊り頂いたのですが、
ゆっくりすることもなく早速仕事モードに。とにかく室内の写真ビシバシと撮られていました。
それが翌日の打ち合わせの時に、もうパソコンにとり入れられ、
’この壁にこんな額をいれるとバランスがいいですね’
’洗面の水屋スペースにゆとりがあるので、手洗い石鹸ともうひとつ
何か置くといいですね’
’要所要所のライティング(照明)が少しずつ足りません’
などなど・・・
提案や指示はかなり具体的なので、私達でもイメージしやすく、
色や光景が頭の中に広がっていく感じでした。
仕事は思っていた以上に男前のSさん。
ご本人は、本当に見とれるほどの美しい方なのですが、
(実際、すれ違ったお客様が、
’今の真矢みき!!??’って驚いて、私に聞いたくらいなんですから!)
とにかく男前です。
なんでもてきぱき。そして的確。
’迷い’を感じさせない人です。
だから信頼できる。
そんなSさんが宝巌堂を評して曰く
’どこのお宿にも似ていないお宿ですね?’とつぶやきました。
最高の褒め言葉を頂きました。
’似てるなぁと思う部分も、どこかにはあるのですが、
でもなんだかやっぱり違うんですよね。’
どんな宿にしたいですか?の答えがここにもありましたね。
’唯一の宿’
こういうどこの宿にも似ていないという空気は
宝巌堂のお客様が作り出してくださる空気に通じてくると感じます。
さて
その日ちょこちょこっと見本としてSさんが手直ししてくださったお土産処の陳列、
帳場まわりの整頓だけで、1階がかなりすっきりと風通しがよくなりました。
一番の変化は館内のあちこちに緑が入れられたこと。
やればいいとわかっていてもなかなか手がつかなかった分野。
実際目にしてみれば、その素敵なことはいうまでもありません。
いろいろあるけど、
やっぱりこれが最初の一歩かな。
そして継続が一番難しい日課となりそうです。
叱咤激励をお願いします。
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栃尾又ラジウム温泉 宝巌堂(ほうがんどう) 8室の小さな温泉宿です
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こんばんは。
緑ですか。
最近、私も、植物に興味が出て来て、少し勉強しています。
奥が深くてハマリますよ。
これも最近気が付いたのですが、植物は植物でも、私の場合、食べられる植物だけに興味があるみたいなんです。
我ながら、食いしん坊に呆れています。
緑は、最高のおもてなしの一つだと思います。
目に優しく、空気を奇麗にしてくれて、湿度も調節してくれる。生き物ならではの力だと思います。
その分手はかかるようですが。
あ、それと、室内の事ではないのですが、外のどこか、お部屋から見える所に、小鳥の餌台の設置なんていかがでしょう?
加藤先生の定宿の一つに、小鳥の餌台を特徴としたペンション
があって、中々魅力的でした。
宝巌堂さんの魅力の一つにならないかな??
こちらも生き物あいてなので、大変ではありますが。