最近何度も出てくるコーディネーターのSさん。
商工会のみーさんには
’誰ですか、誰ですか!!? 早く教えてーっ’と
突っ込みも入りました。
いろいろなことが進行中なので、
これがSさんなのー!というものは、まだ宝巌堂でお目見えしていないのですが、
ある意味、’これが私’というものがはっきり表れてしまうとしたら
それは違うのかもしれませんね。
コーディーネーターとは、きっと縁の下の大きな力持ちなのでしょうから。
なんだかわからないけれど、その人の空気がどこかに感じられる・・・
それがきっとコーディネーターの醍醐味なのかも。
今のところで言うと、
徒然記にも何度も出てくるくらい私が感動している、館内に花を飾ることのきっかけになった。
手拭タオルの品質を今治産のタオルに替えた。
帳場のカウンター机の上を物をあまり置かずにすっきりとさせる。
進行中ですが、
素適な布を入れた額を飾る(どこに?場所はまだ秘密)。
洗面所のカップを口ざわりのいいものにする。
お土産スペースと帳場カウンター机の仕切りとして、布を天井から下げる。
部屋の鍵のキーホルダーの作成。
などなど。
こういう提案をしていただき、
実際に作成、選択をお願いするものもあれば、
彼女の提案に沿って自分たちで探すものもある。
一番嬉しいのは、
けっして押し付けではなく、
私たちがどんなものを望み、
どんな考え方をして、この宿を営んでいるか、
そういう基本理念みたいなものを共有してくれること。
コーディネーターって、そういうものでしょ、と
ご存知の方はそうおっしゃるかもしれないけれど、
すごく新鮮だった。
Sさんのブログは毎日更新!
そしてその中身は家族の話題もありで、
温かみがあふれているけれど、
とにかくアカデミック。
私がうーんと、最近うなったのは、彼女のお母さんの話題。
今年から飛騨文芸祭の審査員となり、
’文芸は私のライフワーク’とおっしゃる素適な女性。
そして私は、林檎屋母の顔をふと思い浮かべ、
Sさんと私の
’この母にして、この娘あり’を
すごーく現実として実感したのでしたわ。
Sさんとの打ち合わせはほとんどメールで。
いつもお気遣いの言葉で始まり、
簡潔、明確、そして、温かみのある文章はブログからも想像できます。
これからいろいろなものが形になってくるのが
とてもとても楽しみな私達です。
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栃尾又ラジウム温泉 宝巌堂(ほうがんどう) 8室の小さな温泉宿です
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