宿屋のやる気！

３が日中に小宮山が同級会で某お宿に宿泊してきました。

ここいらでは仲間が地元に帰ってくる機会を狙って

お正月やＧＷ、お盆などに同級会をすることが多いようです。

 

さて、小宮山、

’もう、ありえない?！

 

と、怒ってました。

 

その理由はというと、

館内の電気が消えてる。

バスタオルは３人部屋になぜかたった１枚のセット。

夕餉の宴会に南瓜の煮物。

夕食を運んできてくれた時、お皿をどんっっ！と置かれたー！

お料理はみんな冷めてる・・・。

と、のこと。

 

でも、

’とにかく一番、安かったんだって’

 

’だけど、それでもやだ！！

いくら安くったって、あれじゃぁ?！’

 

こんな不満をもらしていました。

いくら安くたって、その安さにも満たない満足感では

払いたくないんです。

 

宿屋業に関わっているからこそ出た感想があり、

憤慨しながら聞いていた私が

一番ニヤっととした感想は

 

’はっきり言って、やる気が感じられなかったしっー！！！’

（ぷんぷんっ！）

 

のひと言でした。

 

このひと言は、仕事をする上でとても大切なひと言だからです。

 

’やる気’

なんて素適な言葉なんだっ！

 

やる気があれば、なんでもいい方向に向かいます。

いいアイデアも出てくるし、行動も自然に変わってきます。

宿屋業で言えば、

どうやったら、お客さまに喜んでもらえるだろう、と

自らが考えて行動することにつながるのです。

 

 

榎本、小宮山、お掃除担当、そして私とあるじ、

みんなのおもてなしの心がひとつになって

お客さまに相対することができたとき、

お客さまも満足感を得てくださるのだと思います。

挨拶や、ちょっとした言葉の端々、お掃除の行き届き方、

身だしなみ、笑顔、

細かいところにこそ、やる気が見えてきます。

 

これからますます宝巌堂が進化していく予感がして

すごく嬉しかったです。

 

 

そうそう、１月中に２人は接客セミナーと温泉ソムリエの講習会にも行く予定！

 

 

 

 

 

 

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栃尾又ラジウム温泉 宝巌堂（ほうがんどう）　８室の小さな温泉宿です

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