いつのまにやら、地場野菜のコーナーにナスやキュウリがあまり姿を見せなくなりました。
そして、あっという間に里芋や、かきのもと(食用菊)が出始めてしまいました。
そうなると、もう、気分はすっかり秋。
里芋と大根が美味しい味噌味の’ばあばのごった煮’やら、
大豆のかき揚げやら、かきのもとの酢の物やら、
子持ち鮎やら、八色シイタケやマイタケの炭火焼やらやらやら・・・・・。
なんだかどんどん、お腹が、目が、秋の食材を食べたがっています。
不思議ですね。
季節が変わり、食材が変わってくると、
去年何を献立にしていたかを思い出します。
実際に素材を目にしないと、まったく思い出しもしないという、
行き当たりばったりの献立作成です。
叔父さんの枝豆も最後の品種、’はつむすめ’を残すのみ。
葉っぱはまだ緑色が綺麗だし、枝豆のサヤも緑で美味しそうなのですが、
やはり、最盛期の美味しさを知っている私たちにとっては
いよいよ大豆だな、ってかんじです。
が、それでも、やっぱり甘い!
で、この枝豆を用いて、作った秋の一品は
’枝豆のすりながし’
’里芋のずんだ(枝豆で作ったあん)和え’
’枝豆と大根の甘酢漬け’
晩夏の香りをかすかに残し、
秋の訪れも感じます。
台風が近づいてますが、
栃尾又は不気味なくらい静かです。
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栃尾又ラジウム温泉 宝巌堂(ほうがんどう) 8室の小さな温泉宿です
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