今日は結婚記念日です!
娘は関東にいるし、ばあばは義姉?のところにいるし、
あるじと二人で迎える銀婚式を過ぎた結婚記念日です。
結婚式の当日、
林檎屋親戚一同は、宝巌堂のじぃじの従妹が営む宿、
(今はもう営業してませんが)山峡ホテルにみんなして泊まりました。
前日はいいお天気だったので、
まさかこんな雪が降るとは誰も思っていなかっただろうなぁ。
道中のバスの中で最初は大騒ぎしていた親戚一同も、
奥へ奥へと進むにつれ、
だんだん家が少なくなってくるので、
口数も少なくなっていったそうな。
バスの運転をしてくれた山峡ホテルの父さんの思い出話。
朝起きると、前日の景色はどこへやら、
降り始めて雪はどんどん積もり、
まるで、今朝の雪景色のようだったことでしょう。
山峡ホテルのかあさん(じぃじの従妹)が
そのときの林檎屋父の様子を、
まるでつい昨日のことのように、
ことあるごとに話してくれます。
‘おとうさん、じーっと降り続く雪を見ててさぁ???’
って。
‘何だか声がかけられなかった’
実はお葬式の日に、
私の結婚が決まった時の父の様子を、
親戚が教えてくれました。
この話の輪には林檎屋母も加わっていたぞ。
‘おとうさんってばあの時、もう泣いて泣いて、
しかも声を出して、大泣きに泣いてさー、
もう参っちゃったわよー。’
と、母。(あまりにも母らしい感想)
‘そうそう、そうだったよねー’と叔母たち。
‘でもさぁ、当日はケロッとしてたよねー’
‘そりゃぁ、そうでしょ!
あれだけ泣けばね!!’!!
とは、またまた林檎屋母。
笑えるような、
泣けるような、
世の中の娘を持つ父親が読んだら、
決して他人事ではないようなお話。
そんなこんながあり、
今、幸せにあるじと過ごしている私。
きっと家族の歴史はこうしてつながっていくのでしょう。
娘へ、娘のそのまた子供へ。
結婚記念日は、
きっと私たちの回りのすべての人へ
思いをはせる日なのかもしれませんね。
あるじ、
これからもよろしく!
そして、
みんな、ありがとう。
今日も朝からあの日のように
大雪でーす!
しかもこの冬一番の降りっぷりです。
あるじは朝から、屋根に上っては下を片付け、
また上っては下を片付け。
もうそろそろ暗くなるよー。
こちらおろした雪。これから片付けます。