赤革の手帳

思えば、

大学時代からずーっと分厚い手帳を使っていた。

しかも真っ黒の表紙のシステム手帳。

一時期ポケットタイプの可愛いやつとか持ってみたけど、

結局なんでも書けるような分厚いのに戻っていった。

そして、そのスケジュール帳は、

毎日毎日、遊びの予定で満載！

そんな手帳を覗き見た小学校時代の林檎屋妹は叫んでた。

‘あたしも将来大学に行ったら、

お姉ちゃんのようにスケジュールを真っ黒に埋める！！’と。

林檎屋母はあきれていたらしいが。

 

結婚し、栃尾又に戻り、娘が生まれ、

娘に同じようなことを言われた。

‘あたしもたーたん（私のこと）と同じ、

黒くて厚い手帳が欲しい！’

しかも保育所園児のクリスマスプレゼントにですよぉ???。

なかなか渋い娘だ。

 

思い返してみるとずっと手元にあった黒い手帳も

女将としての仕事が忙しくなると同時に

必要なくなった。

なぜかというと、ウチから出ることが少なくなってきたから。

予定は未定で、なかなか計画通りに進むことは

難しくなってきたから。書き込むべき予定もないし。

 

そして去年、

久々に黒い手帳を買ってみた。

モレスキンのハードカバー、でも、ポケットサイズ。

これに決めた理由は格好よかったから。

いかにもミーハーな私らしい選択だな。

でも、

実際に使い始めたのは後半になってからだった。

 

今年の初め、

そういえば今年の手帳はどうしよう。。。

買うべきかはたまた不要か？

そして、買った。

決断が遅かったため、同じ物はなく、

それでもモレスキンの真っ赤なやつにした。

黒革の手帳ならず、赤革の手帳。

 

決め手は、

今年の目標を絶対に手帳に書こうと思ったからだ。

欲しいものの写真を貼り、

予定を書き込み、

目標を達成する。

 

 

新年は結構ワクワクしています。

このド派手な真っ赤で、テンションが下がるわけないですね。

早速予定を書きました！