なぜかここ数年9月最初のこの日はどことなく静かな宝巌堂です。
さて、
夏休みをいただいて、
娘を送るついでに彼女のゴミだらけの部屋(!)を片付け、
翌日は友達と約束のあるという彼女を置いて、
あるじと久々に1泊してきました。
一緒に行こうよ、と何度も誘ったのに、断られた。
あー、わかっちゃいるけれど、なんだか寂しいわー。
こうして、子供はどんどん親から離れていくのねー。
宝巌堂にはご家族で泊りに来るお客さまは多いので
なんだか改めてうらやましくなったわ。
ま、しゃーないね。
私が選んだのは、
ずーっと前から気になっていたお宿。
入り口からしてお洒落でしょ。
なぜここを選んだのか?
そのしつらいとお部屋が素敵だったこと。
そして、
お料理も鎌倉野菜をふんだんに使っているとのこと。
きっとどちらも宝巌堂の参考になるな、
という予感がしたからです。
湘南だよ????!海だよ?!
実際に見ると本当に狭いといえば狭いのですが、
あまりそれを感じさせません。
窓の部分が多く占めているからでしょうか、
明るくて、デッキもついているので、解放感すら感じます。
さすがにデザイナーさんの仕事だなぁ。
結局私たちが泊まったのは離れの60?の部屋だったのですが、
翌日わがままを言って空いているお部屋を見せていただきました。
画像は撮れなかった???。
備品の選択にはすごーく近いものを感じました。
たとえば食器はほとんど白山陶器のものでそろえてあったり、
サイトーウッドのコースターやトレイがあったり、
アメニティの化粧品は無印。
ドライヤーはアマダナ。
フロアスタンドはダルトン。
あー、これ、私も好き好きっ!、
そんな親近感がわくラインナップです。
この座椅子も座りやすい。
色の選び方も落ち着いてて好きなかんじ。
懐石で、一品一品ずつ出される形式なので、
最初は少ないかな?と思った食事も
終わってみれば、あるじはデザートが食べられない、
というくらいにおなかいっぱいでした。
実際、これが最初からすべて用意されていれば
足りなかったかもしれません。
前菜3種。イタリアンですな。
この器も、実は気になってたものの一つです。
バターナッツという、ピーナツ型をしたかぼちゃのスープ。
甘くておいしかった!冷製です。
こちらはメインのお魚料理。
真鯛のポワレ。お洒落でしょー。
お肉はちなみに湘南ポークのタリアータ。トマトのソースだったような。
ちなみに気になって調べたら、
‘タリアータ’とはイタリア語で’切った’という意味だそうです。
シンプルな料理だから、素材が大事、とのこと。
確かに美味しかった。
ところで、
ウチの料理って、絶対に多いよね。。。。?
もしかして多すぎる??
でも、
お客さまは皆さん残さず食べてくださるし・・・・
ご飯もデザートも最後まで完食だし・・・・
いつも悩むところですが、
結局、今のこのやり方が’宝巌堂スタイル’なんだな。
いろいろと視察に行っても
結局は今のスタイルもに戻る。
ということはこれがあっている、ということか。
楽しみは実は朝ごはん!
まだまだ旅は続くよ??。
娘は明日から初の海外へと旅へ出ます!