大雪の新潟県、と、テレビで話題になっています。
妙高、津南は本当にすごそうです。
さて、魚沼栃尾又はどうかというと、
雪だしから戻ったあるじに聞けば、
‘まぁ、いつもの降り、でしょう’とのこと。
屋根にはいつものように雪はどんどん積もっています。
見ている分には綺麗な景色。
そろそろ屋根に上がらなくてはならないか?
どうかどうか気をつけて。
さて、この厳寒の中ちょっと話題を変えて、
珍しいもののお話です。
夏の間は地元野菜を探し求め、
いろいろな直売所に出向く私たちです。
近くでは農協の地場野菜コーナーや百菜花ん、
浦佐駅近く越後ワイナリーの駐車場に店がある、八人八色。
はたまた広神地区の農協の地場野菜コーナー。
そして、旧川口町の’あぐりの里’
けっこういろいろと詳しくなりました。
冬になると地場野菜はなかなか店頭になく、
ほとんど枝豆叔父さんからお世話になります。
さて、久々に、
近くまで行ったので、雪下人参を探しにあぐりの里へ行ってみました。
午後だったので残念ながら収穫はゼロ。
ほとんどが芋類、ネギ、クルミ、豆などなどでした。
ところが、
中に、とんでもなく珍しいものを見つけました!
わかりますか?
そう、ヘチマです!
何するものかわかりますか?
そう、体を洗うものなんです。
あまりに懐かしくなり、買い物籠へ。
レジのお姉さんに、聞いてみました。
‘これ、ホントにへちまですよね?
あの、体を洗うやつですよね?’
‘はい、そうですよ、でも
最初は痛いですよ。だんだん慣れますけど’
っていう返答をもらいましたが、
きっと使ったことない?よね。たぶん。
もし使ったことがあれば、かなーーり懐かしい代物なので
もっと盛り上がるはずだからです。
皆さんは使ったことありますか?
私は子供の頃、体を洗うのはこのヘチマでした。
銭湯通いのうちだったので、洗面器に中にはこれが入ってたなぁ。
いつの間にやら、ヘチマはナイロンタオルに代わってしまいました。
今回、久々にヘチマを使って体をゴシゴシしてみました。
痛いというより、気持ちいい!
ゴシゴシしても、ナイロンタオルのように皮膚が黒ずむことはないでしょう。
かゆいところをかく、そんな気持ちよさは予想外でした。
作るの大変だろうなぁ、と思っていたら、
榎本は体験したことがあるのだそうです。
ヘチマをいったん腐らせて、種や実を取り除いて洗って、
それで繊維が残るんですって。
すごい強い繊維ですね。
ALWAYS3丁目の夕日が大ヒットしていますが、
まさにこれも昭和を代表する、絶滅危惧商品かもしれませんね。
また見つけたら買ってこよう。
あの時よりも痛くはない、平成のヘチマです。