山菜は収穫したその日の内に処理しないと、
さっさと山に帰ってしまいます。
面白い表現でしょう。
どんどん、固くなってしまい、
結局は食べる部分がとても少なくなってしまいます。
もったいないねー。
ワラビやぜんまいは塩漬けにして、
保存しておけますが、その他の山菜は
それをしたことがありません。
なので、
その日に食べる分だけを山から仕入れます。
これ、宝巌堂の基本。
この時期は根曲り竹がたくさん出回ってきました。
この竹の子の処理はまた大変な作業です。
食べる部分よりも皮を剥いて、
節の部分の柔らかいところだけを切って、
実際に食べられる部分を見たら、
なんと捨てる物の方が多いんです。
だまされた気分ー!
とはいえ、美味しい美味しい根曲り竹。
そのまま塩をすり込んで、焼いて食べるのももちろん、
ばあばのお得意は、
根曲り竹の鰹節味噌煮。
そして最近私がよくするのは、こちら↓
お庭の山椒の柔らかい芽をすりこ木ですりつぶし、
そこに味噌とマヨネーズでつくる’山椒味噌マヨネーズ’(そのまんま)和え。
山椒は意外にも、とても爽やかな風味がします。
‘どんどん食べられる感じ’とは、あるじ談。
さて、珍しく画像を撮ったのがこちら↓
山ウドの皮のきんぴらです。
ウドは捨てるところがない、とよく言われますが、
ホントにその通りです。
一番外側のハカマを取り除けば、あとはほぼ食べられますよ。
ウドの皮のきんぴらは、ひと手間かけて、ご飯の友に最高です。
山ウドはアクが強いので、下処理をしたら
小一時間水につけておきます。
その後茹でて、そのまま冷まします。
けっして、水には取らないでね!香りが全部飛んでしまいますから。
木の芽は毎日あるじが裏山から収穫してきます。
男しょはあまり’木の芽摘み’は好きじゃないみたい。
摘み、っていうくらいですからね。
まだまだ春が楽しめる宝巌堂です。
そういえば、早くも’アカショウビン’の鳴き声で
朝早くから起こされています。。。。。。
この画像は12年前、改築前の宝巌堂の客室から撮影しました。
ホントに近くにいたので大感激でしたが、
あれ以来、声はすれども姿は見えず。。。
貴重な一枚となっています。
こんばんは。
山菜料理、アカショウビン!!
なんて豊かな環境なんでしょう。
久しぶりにアカショウビンの声を聞きたくなりました。(^^)
そうそう!是非是非聞きにきてくださーい!
って、近すぎるか!?
長野も根曲がり竹、直売所なんかで沢山出ますよー。
こちらはサバ缶と一緒に味噌で煮込む方法が一般的で、根曲がり竹の季節には、スーパーの店頭にサバ缶がドーンと積まれてます。
といっても、私はまだやったことなし。
今年は挑戦してみようかな?。
今月お邪魔する時は山菜のまかない料理、密かに期待してるっすよ!