ばあば直伝茄子漬!

夏の魚沼はこれがないと始まらない!

これを食べて、ようやく’夏が来た!’と感じるのです。

お盆に帰省予定の娘も、珍しく電話で、

‘茄子漬、あるっ!?’

と、聞いてきました。

あるよー、と答えたら、’よっしゃぁあああああ!’

ですって。

茄子漬の威力はすごいわ。

 

今日はばあば直伝の茄子漬をご紹介します。

今くらいから漬け始め、だいたい8月いっぱい、

茄子があるかぎりは漬けていますが、

これもまた面白いもので、涼しくなると途端に食べたくなくなるんです。

体は正直ですね。

 

茄子漬に使う茄子は’梨茄子’と呼ばれる種のもの。

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ちょっとぽってりとしてて、洋ナシみたいでしょ。

 

まずは洗って(最近は50度洗いですよ!)、

ヘタとお尻をちょっと切ります。縦に少し切れ目も入れます。

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それから、みょうばんで色出しをしますが、

ここで使うのは魚沼ならどこでも売っている、

マルコという会社の’茄子漬のもと’。

ばあばもこれを使っていたので私も色出しにはこれを使います。

ミョウバンでやるとミョウバンくささが気になって、

私にはだめでした。

あまり多くは入れません。

まぶして色が出るまで、よく混ぜます。

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その間に、漬物樽に、塩水を作っておきます。

塩ってどれくらい入れるの?の私の問いに、

ばあばの答えは、

‘ちょっとなめてみて、塩辛いくらい’

うーーーむ、これを何度もやってると、もうなにが塩辛いのか甘いのか

まったくわからなくなります。

最初はかなりなめたわ。。。

今ではだんだんコツをつかめてます。

だいたい、これくらいを2回くらい入れます。

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そして、茄子を投入―!

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中蓋して、重しをして、

これからどこへ持っていくかといえば!

じゃーん!ここです!

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通称’あなぐら’

あるじのじいちゃんがその昔手掘りしたという、

漬物の蔵です。

開けると、それはもう、天然クーラー!!

 

この穴蔵があるから、ウチの茄子漬の味が出るんですね。

あなぐら様さまです。

 

今年は茄子の実り方がいまいちらしい。

たくさん生らないんですって。

貴重な茄子、失敗しない様に心して漬けなくてはね。

 

2 Comments

  1. 殖栗重治(長岡市乙吉町出身、現在東京都町田市成瀬台)

    小生自宅の庭で梨茄子を13本育ててます。種は
    ネットで長岡の種屋さんから買って種から育てています。FBでURLの紹介が有りましたので早速アクセスしました。色出しが難しいんですよね、色を良くしたくてミョウバンを入れすぎると渋くなるし・・。塩水の塩分濃度は3%位が塩辛くなく良いのではないでしょうか?手製の麹を使った辛子茄子も美味しいですよ。
    とても色の良い茄子漬けですね・

  2. 若女将

    植栗さま
    こんばんは!すっかり遅いお返事ですみません!
    ウチの茄子漬は
    ばあばがそうしていたように、
    マルコの茄子漬けの素を使っています。
    以前はミョウバンを使っていましたが
    ミョウバンくさいのが嫌だとマルコの素に戻ったようです。
    これも使い方に書かれているようにたくさんは使いません。
    ウチでは2?3日に一遍くらい1か月漬けますが、
    この茄子漬けの素も、大袋を1袋使うくらい少な目にしていますー!

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