どんよりした朝の始まりでした。
途中雨がみぞれになりそうな気配もしたのですが、
なんとか持ちました。
明日はくだり坂です。雪マークもでましたが、
まぁまだ3月だしね。あまり大きな期待をしないようにしなくちゃ!
晴雨計も6回目。
いよいよ折り返し地点に来ました!
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「幸せな偶然」
サザンオールスターズの大ファンです!
メンバーとはほぼ同年代。
デビュー曲「勝手にシンドバッド」に
「今、何時? そうね、だいたいねー、今、何時? ちょっと待っててー」
という歌詞があります。
大学時代、友だちと乗っていたタクシーで、
この曲をノリノリで歌ってました。まあ迷惑な客ですが。
そしたら何とタクシーの運転手さんが答えてくれたんです。
「えーと、3時50分です」
笑いをこらえながら「あ、ありがとうございます!」。
降車後、大爆笑だったのは言うまでもありません。
そろいのTシャツを作ってコンサートにも行きました。
私の青春はサザンとともにありましたね。
そんなサザンのメンバーである関口和之さんが
新潟日報夕刊「ひと賛歌」に掲載されています。
ファンとしては、関口さんと同じ夕刊に私の文章が掲載されるなんて、
これほどの幸せはありません。
私も毎日、楽しみに読んでいます。
特に、3月6日の記事は
とても思い入れ深く読ませていただきました。
音楽活動だけでなく
「書く」という仕事を手掛けることになった話題でした。
「文章を通じて自分の価値観や感性を受け入れてほしい、
人を楽しませるという点では音楽も文章も同じ」
私もここに文章を書く機会を頂戴しました。
そして私も今、感じていることがあります。
宿屋でお客様をおもてなしすることも
晴雨計を書くことも、
私にとっては同じ「おもてなし」なのだと。
私もお客様の顔を思い浮かべて文章を書くことが、
しばしばあるからです。
その日の「ひと賛歌」で最も印象に残ったのは
「高校の頃まで新潟は退屈だった。
でも、この退屈さは白いキャンバスだった。
これがなければ夢を描けなかったし、
退屈さが夢を育ててくれた、自分を広げてくれた」
という一文でした。
あぁ、私もそうだ。
浅草から魚沼に嫁いで、
この自然豊かで小さな魚沼が私の白いキャンバスになった。
ここでだからこそ、いろいろなことにチャレンジできている自分がいます。
いや、チャレンジさせてもらってる。
文章を発表する機会なんて、浅草にいたらなかったと思います。
浅草と魚沼を知っているからこそ、
両方のありがたさがよく分かるのです。
ところで、関口さんが上京して初めて暮らしたのは、祐天寺。
なんとウチのあるじも同じところでした!
ますますうれしい偶然でした。
《おわり》
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久々にサザンオールスターズのコンサートに行きたくなりました。
この記事が出た翌日、
朝日新聞の別紙面の特集はなんとこれまたサザンの桑田さん!
なんだかすごい嬉しかった。