茄子とキュウリとトマトばっかりいじってる季節がとうとうやってきました!
キュウリはようやくあふれんばかりに
地場野菜の売り場に並んでいます。
叔父さんからも柔らかな採りたてが届きました。
それこそ、
湯水のようにキュウリを漬け物に出来る贅沢!
この時期の定番は、
長めに乱切りしたキュウリと新生姜の浅漬け。
茗荷が出てくると、新生姜に替って、茗荷になります。
これがまたいい香り。
さて、みんなが待ちに待っているのは、
梨茄子の丸ごと塩漬けです。
通称’茄子漬’
ま、そのまんまですが、魚沼人はこれの言葉ですでに
夏を感じています。
私の漬け方はばあばから教えてもらった、
そのまんまです。
使う茄子は、’梨茄子’。梨の形をしているからそう呼ばれるのかな?
最近はこの梨茄子の進化版、
‘深雪茄子’を好んで使っています。
これは、新潟県野菜特約産地に指定されているんですって。
とにかく皮が柔らかいんです。これが一番の特徴でしょうか。
普通の梨茄子ももちろんおいしいのですが、
深雪茄子で作ると、あっけないほど柔らかく丸かじりしやすいです。
ヘタを取って、お尻をちょっと切ります。
お尻から三分の一程度割れ目を入れます。
そこに、茄子漬の素、を少量振りかけて色を出します。
昔はミョウバンを使っていたそうですが、
ミョウバンくささが苦手で、ばあばは茄子漬のもとを使うようになりました。
色が出る間に、
樽に塩水を作っておきます。
塩の濃度?
ばあば曰く、’なめてみてちょっとしょっからい(塩辛い)程度’。
えええー、それ困るー!
これがねー、また、わからんのですよ。
なめすぎてもう、まったく塩加減がわからないこと多々です。
あまりに甘塩でも美味しくないし、色が悪い。
かと言ってしょっぱすぎれば、それはまただめだし。
これこそ、長年の経験の賜物でしょう。
そして2日後の晩には夕飯のお膳に載りますー!
これで3回目。
3回とも味が微妙に違う。
4回目はうまくいくかしら?明日のお楽しみです!
ちなみに、
茄子漬は包丁を入れません。
このままガブリっ、が魚沼流。
食べにくい場合は手で縦に割いて食べてくださいね。
そういえば
歯が悪くなったじいじはそうしてたなぁ。