名物!新生姜のはさみ揚げ!

宝巌堂の夏のお料理の中で、

一番手の込んでいるもの、と言ったら、

それはもう、あるじの作品’新生姜のはさみ揚げ’が

ダントツでしょう!

野菜料理は思いがけず手間がかかります。

‘なんだか毎日、茄子とキュウリばかりいじってる’なんて

つぶやく日々は真夏のある日。

あっという間にこんな日々はいつのことだったやら、と、

いきなりキュウリの姿を見なくなります。

夏も終わりだよねー、と感じる瞬間です。

さて、今年は夏は始まったばかり!

あるじのこの細かい丁寧な仕事も始まったばかり!

先日入荷した葉生姜はあまりに小さかった。

いつもはこれくらいの大きさのものを使います。

DSC04838.JPGでも、やってきたのは、ほとんどがこんな小さい。。。

DSC04839.JPG実際の大きさもホントに小さくて、これでは酢漬けにするしかないというくらいでした。

それでも処理をしなくては!

この生姜の処理は容易ではない。

生姜の薄い、あるかどうかわからないような皮を包丁の背で削ぎます。

これを始めると途端に、あるじはむせて、花粉症状態です。

綺麗になった生姜を半分にして、また更に半分。

そこにはさみものをして、粉を付けて、天ぷらにします。

DSC04840.JPGDSC04841.JPG私がしたら、ほぼ間違いなく、真っ二つでしょう!

これはもうあるじにしかできないお料理なのです。

‘どうやって作るの?’のご質問をよくいただきます。

そして、お答えすると決まってお客さまはこうおっしゃいます。

‘やっぱり、ここに来て食べます!’と。

その気持ちがよーーくわかる私でした。

ところで、

今日は茄子漬けと枝豆が大盤振る舞いの食卓でした。

なぜかというと、今日は娘帰省中ー。

DSC04855.JPG

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