新しい’うえの湯’ができます!

たぶん、私が栃尾又3軒の宿の中で一番遅い。

この大きなお知らせをお伝えるすること。

きっとお客さまはもうご存じなんでしょう。

でも、今まで、

うえの湯はどうなるんですか?って聞かれたのは

意外にも数えるくらいなんです。

みなさん、発表を待っててくれたかしら?

大変お待たせしました!

DSC01843.JPG

うえの湯がただいま改修工事中です!

昨日は午後から、内装の色の打ち合わせがあり、

私も初めて工事途中のうえの湯の内部に入りました!

かなりできています。というか、ほとんど基礎は完成。

DSC01851.JPG昔の名残りのタイルの跡。

DSC01854.JPG何だかアーチがいい感じ。洗い場の予定です。

DSC01865.JPG

予定では、9月初旬に完成とのこと。

ここまでかなり順調に工事が進んでいます。

うえの湯にさらにこのように浴槽が増えることになります。

そうなると、皆さんの気がかりは

したの湯のこと。

したの湯はなくしちゃうの?

あの雰囲気がいいのにー。

という声もかなり聞こえます。

実はこの部分は現在のところ未定です。

したの湯はほぼ木造のため、

宝巌堂と同時期に新しくしたのですが、

その間の豪雪のため、早くも痛みがあちこちに見られ始めたのです。

それが、実はうえの湯の増設の大きな理由だったのです。

どうなるか、まだ少し結論に時間がかかりそうです。

新しいうえの湯の設計は、

11年前に宝巌堂を手掛けてくださった倉橋英太郎先生。

実は先生は、この6月、急逝されました。

そのショックと言ったら。

電話で聞いたとき、思わず大声を出してしまいました。

なくなるつい数日前、この改修工事の打ち合わせで

お会いしたばかりだったのに。

もっともっと大流行りしている宝巌堂を見てもらいたかったな。。。

うえの湯を先生にお願いすることになり、

またご縁がつながったのも、きっと

もっとがんばれ、って言われたのかな。

新しいうえの湯は、

内装の色も、趣きも、

何だか浴室内部でないような、

素敵な空間になりそうです。

DSC01858.JPG

したの湯もいいけど、

新しいうえの湯も、’あら、いい感じ!’

そう言っていただけること間違いなしです。

9月の完成まで

もう少しお楽しみくださいね。

コメントを残す