あっという間に１１月です。
今年はなんだか駆け足で通り過ぎていく。
そりゃそうよね、あのあっちぇ夏を経験していないのだもの。
本当にあっという間に季節が変わりました。
今日であの日から、３か月。
先生の言うとおりに、３か月かかりました。
松葉づえも取れて、普通の杖になり、
ちょっと歩き方は変だけど、何とか自分の足で立っています。
この幸せ、改めて感じます。
幸せといえば、この３か月の間、
幸せすぎることがたくさんありました。
なんといっても、それは、
お客様が私の具合をとても気にかけてくださっていたのだ
ということ。
お手紙やお電話をくださったり、
わざわざ栃尾又まで、会いに来てくださったり、
ついでだから、とおっしゃるけれど、
ついで、ではとてもこまでは来れません。
そして、今日は、
本当に頭の下がる思いをしました。
毎年足を運んでくださる常連さんですが、
本来お越しにならない時期にご予約が入りました。
誕生日の旅行を、
今年は宝巌堂にしました、と。
’ケガのことをブログで知って、
お見舞いしよう、と思ったんだけれど、
そうだ！宝巌堂に泊まりに行くのが一番のお見舞いだ、
と思って。’
と、なんと、お越しくださったのです！
私、思わず泣きそうになりました。
おかげさまで本当に順調に回復しています。
次回の診察は来年！
コトの顛末もいよいよ最終回になりました。
’ごめん、すごく痛いのはわかるんだけど、
どうしても笑っちゃう’
とか、
’痛さが想像できすぎて、この先読み進めない’
とか、
’悪いけど、面白すぎて、
早く次が読みたいー！’
とか、
たくさんの感想を頂戴しました。
みなさん、お付き合いいただいて
本当にありがとうございます。
まだ少し足は引きずっていますが、
整形は日柄だから、絶対に良くなるよ、と
日赤ルームメートのご婦人たちから励ましの言葉も
たくさんもらいました。
もう二度と経験したくないことではありますが、
この経験でまた
いろいろなことを感じ、学び、
そして、知りました。
そう思うとね、
何事も必然なのね。
改めて、
皆さん、本当にありがとうございます。
気持ちも新たにまた一からがんばります。
どうぞこれからも宝巌堂をよろしくお願いいたします。
