クリスマスの話題になりまして、今夜、夕飯食べながら。
あるケーキ屋さんが予約でいっぱいなので、
店頭には普通のケーキが並べられない、とのこと。
え、それは困った。
ケーキ屋さんに勤めていた経験のある久保が、
クリスマスの時は徹夜でした、と。
え!ほんとにホント?
まさかの、真実にびっくり!
どこの、どんなケーキ屋さんでも、すんごい大騒ぎなのかな?
うらやましいねー、旅館はそうはならないよね、いくらなんでも。
’でも、なんだか懐かしいです’と、一言。
それ、超わかる!
その時は大変でほっぽりだしたいくらいなんだけれど、
すごい頑張ったことほど、
あとになって本当に懐かしいものだ。
そういうことをたくさん経験して、
今の自分になってるんだよなぁ。
宿屋にとってのクリスマスは、
やっぱり年末年始、年越しのお客様をお迎えすることでしょう。
年に一度のおせち作り。今年もそろそろスタートです。
今年もまたお餅を販売しています。
魚沼産’こがね餅’100%使用。
宝巌堂でもお正月にお客様にお出ししています。
白もちと草もち。どちらも800円です。
品名の’百八灯餅’の’百八灯’は、
毎年3月に、このお餅を製造している折立地区で行われる祭りのこと。
このお祭りは農家にとってとても大切な作神様の’稲荷大明神’に
豊年満作を祈願するお祭りです。
このお祭りの日には、名物’6人づき’という餅つきも行われます。
山の稜線に稲わらを並べて、一斉に火を付けます。
よく燃えるほど豊作。
なんとも壮大なお祭りでしょう。
発送もできますので、いつでもお申し付けくださいね!
ちなみに、
私は白もちは、醤油をたっぷり付けて海苔を巻いた磯辺焼きが好き!
これ、子供のころ、
林檎屋父と一緒に青果市場に行くたびに食べていたもの。
私にとっては思い出の懐かしい味なのです。
あるじと娘、そして、ばあばの好みは砂糖醤油味。
砂糖を小皿にいれて、そこに砂糖を入れる。
焼きたての餅の熱さで砂糖が溶けて、いい感じなんです。
草もちは、やっぱり黄な粉と砂糖。
でも、
ここらへんでは、黄な粉は小正月になる前は
食べないんですよ。面白いですね。
明日はクリスマスイブ。
娘もいないから、ケーキを改めて買うこともないけど、
実は、
毎年お客様の分も買ってきて、密かにクリスマス気分しています。
でも、
あるのか!?ケーキは!!
そんな話題の夕飯の食卓でした!
一足早く、お客様から
クリスマスカードの届いた今年。嬉しかったー!
私もこれからお返事を書こう!
みなさん、
素敵なクリスマスをお迎えください。
残念ながら今年は白くならないー!