こんな狭苦しい場所で、枯れもせずに、
よく毎年綺麗な花を咲かせるなぁ。
日付を見れば、2012年に撮影したもの。満開です!
蝦夷彼岸桜というらしく、
ソメイヨシノのほのかな桜色とは違い、
まるで桃のような鮮やかな色の花を付ける木でした。
色が違うでしょう。
あまりに見事に花を咲かせたときは、
ライトアップして、夜桜見物と洒落たものでした。
2年位前に、雪の重さに耐えられず
そのうちの1本が折れ、
残念ながら切ることになってしまい、
その切り株を、アトリエひと葉さんが
その年のお正月のお飾りに生かしてくださった。
こんな風に飾るんだぁ、とびっくりした。
そして、去年の年末、初雪が降った後、
もう一本の桜も途中からぼっきりと折れたのだった。
お隣の神風館さんの屋根に枝がかかって、
かろうじて支えられている。
そんなに重い雪だったろうか、
しかもそんなに多くはなかったはずなのに。
もう寿命だったんだな。
切り株の中を見たら、もう腐ってグサグサになっていた。
普通の桜の寿命は大体60年らしい。
義姉?が生まれたときに植えた桜の木だそうだから、
その役目も十分果たし、
長い間、私たちを楽しませてくれました。
今日は朝から折れた桜の木の処理作業が行われました。
ちなみにこの子↑は甥っ子。森林組合で働いています。
この仕事がしたかった、という、ワイルドな男っこ。
ここどうする?すっぱり切ってしまう?
それとも残しておく?
残しておいたら、そこから、また新芽が出てくるんだろうか?
桜はまた咲くんだろうか?
咲くらしい。
たぶん、10年後くらいには、と、隊長。
10年後かぁ。
どうなってるだろう。
きっとあっという間だ。
次の世代にまたこの桜の花が見れるように、
その元を残したのでした。
まだまだ頑張って、
またこの桜を愛でようと思った日でした。