数年前に、
新潟日報でエッセイを書かせていただきました。
この回は、朝ごはんについてのことでした。
朝ごはんは、
’父が学校まで送ってくれる道中の車の中で食べる、
これがお決まりの楽しいコース。
そこで毎朝のように食べていたのは、途中のパン屋さんで買う、
コッペパンのサンドイッチでした。
中身はいろいろ。
焼きそばだったり、メンチだったり
はたまた玉子サンドや、ハムカツ。
私の一押しは、
トマトときゅうりの野菜サンド、
それと、ソースがドバっとかかったコロッケサンド！
（今も昔も変わってない、この好み）
魚沼市内にも
ここ数年でお洒落なパン屋さんがたくさんできました。
どのお店も若いオーナーが頑張っています。
みな、個性的で、当たり前ですが、とっても美味しい！
今日はどこのパン屋さんに行こうかと、選べる幸せが、
ここ魚沼でもあるんですよ。
お洒落なデニッシュや、ケーキのような芸術的なパン、
ベーグルももう市民権を得たし、
酵母も天然酵母を使ったり、小麦粉じゃなくて米粉を使ったりと、
みんなすごい頑張っています。
でも、でも、
私の食べたいのは、実は昔ながらの、
コロッケサンドや、野菜サンド、
なんだよなぁ。
そういうお店は流行らないのかなぁ。
そんな折、思い出したんです。
商工会の女性部の新年会で久々に会った仲間が
揚げパンの名人だったことに！
彼女の作る揚げパンはファンが多く、
その味はシンプルそのものです。
（揚げパンが給食に出るときは、必ずティッシュをもっていかなくてはならない、
という学校からのお達しがあったという私の思い出、皆さんは経験ありますか？）
久々に彼女に頼んで、
揚げパンと、その前段階のコッペパンを焼いてもらいました。
中身はぎっしり。
あー、でも残念ながら、こんなタイミングで、
トマトもなく、コロッケもない、キャベツもない！！！
今回は、玉子サンドとハムサンド！
保存の材料が一切入っていないので、
翌日にはすぐにパンは固くなってしまいますが、
温めるとまたおいしい。
彼女の得意は、
この揚げパンとシフォンケーキなんです。
いつか宝巌堂で販売するのが夢の一つになりました。
そして、近い将来、
誰かぁー、サンドイッチ屋さんを開いて～！
と、
他力本願の夢がまた、できました。
願おう！！！
