あれにするか、これにするか、
はたまたやっぱりやめようか、
あ、いやいや、やらなくては!
などなど、決断力はありませんです。
宝巌堂の備品を変えるにも、
この決断力のなさは十分に発揮されます。
だから、構想1年とか2年とかはざらです。。。
ちなみに今構想中なのは、
作務衣と半天の新調、
布団のリメイク、
電気スタンドや行燈の新調、
あと、座布団カバー。
あー、あとあと、お品書きのファイルも変えたい。
あーー、挙げればきりがありません。
そしてこのたび、
ようやく’実行’となったのは、
小上がりのお部屋(2-10.3-20、3-15)のお布団の上にかける、
いわゆるベッドランナー、なるもの。
よく高そうな宿のベッドのかけ布団の上に、
帯状の布がかかっているのをご覧になったことありませんか?
あれ、やってみたかったんですよー!
でも、
宝巌堂の場合、’お洒落で’、ではなく、
’実用品で’、です。
雪の季節には、布団カバーの白っぽい色が寒げに見えて、
山側に位置する小上がりのお部屋では実際にちょっと寒いのでは?
と気になっていたんです。
羽毛布団の上に、一枚布をかけるだけでも
実は暖かさは倍増なんです。
ちなみに私もやってます。
でも、
お客様の部屋は、私の自室よりは数段暖かい。
そうなると、完全な大きさの布をかけるのもちょっと重たげ。
ベッドランナーより少し大きめの布がちょうどいいなぁと思ってた。
でもねー、なっかなか、いいのが見つからず、
やっぱりこれだわ!とようやく決断したのは、
お馴染みのイカットの生地でした。
そう、
宝巌堂のコタツ掛けと同じ生地です。
縫製のプロ、キヨさんの力をまたまた拝借して、
とてもステキなものができましたよ!
キヨさんがお仕度中。
どうしてもここのしわが気になる!って。
足元も、チェック。
私は写真撮影していましたが、
まさか、キヨさんを撮影してたとはね~、本人はたぶん気が付いていない。
でも、それだけ、布団をきちっと用意しています。
我ながら、こうすれば見た目も、
ちょっと暖かくなったかなーって、自画自賛でした。
まだまだ2月。春が近づいているとは言え寒いです。
風邪をひかないようにお過ごしくださいね。