雨水を過ぎた大安の日にお雛さまを出す、
そのように目安を決めました。
お雛さまを出すということは、
えいっと、思い切らないとなかなか実は取り掛かれないんですよね。
この気持ち、きっと女性ならば皆同じ。
出さなくてもいいんだけど、
やっぱりね、出さないと怒られそう。。。
誰に?母に。
いくつになっても子供の頃からの習慣は
本当について回りますね。
さて、
いつものようにお目見えしました。
娘のお雛さまは、あっという間に20代も後半になります。
早いなぁ。
このお雛さまの前で、
ぷくぷくした真っ赤なホッペで、
赤いはんてんを着た娘の記念写真を見るたびに大笑い。
本人には内緒です。
私のお雛さまも50代後半。
すっかり年季が入って、小さいのに貫禄が出てきました。
ところどころにお道具が紛失していたり、
ボンボリの底は若干朽ちていますが、
これもまた年月の経過を感じさせます。
年々、大事さが増してきたのが、実は
この娘作のお雛さまです。
毎年お顔が変わっているような気がする。
プラスチックの瓶に紙粘土を張り付けてあるだけのもの。
人形にもだんだん心が入ってくるのかな。
そういえば、
娘のお内裏様を撮影したら、
なんと’目つぶりを検出しました’だって!
やっぱりっ!
今年も3つ揃って、
我が家の雛まつりが始まりました。
これから4月4日まで、
たくさんの皆さんに愛でていただいて
とても幸せなお雛さまたちです。
ありがとうございます。