私とあるじ、
全く性格が違うんです。
血液型は私が0型。あるじはB型。
そう言うと、
’あぁ~~~、納得!’って言われます。
太陽が出た昨日、
青空を見上げたり、
建物から雪が落ちてこないかと左右を見渡したり、
凍ってはいないかと慎重に足元を見ながら、
そして何日かぶりの、
久々の天気を楽しみつつ、
坂を下りて行きました。
雪国の人間にとって、
雪が降った後の片づけは
毎日毎日の大きな仕事。
実はこれ、
人によってかなりそのやり方に差があるんですよ。
屋根から雪が落ちる積もり方になると、
落ちた地面や、崩れた斜面は結構気になるものです。
ところが、
青空に映えていたのは、これ↓
わぁ、すごい!
と思わず振り返れば、この斜面↓
向かって左の壁もまた↓
ぼこっと出っ張ってるのは、きっとスノーダンプの後。
見事に綺麗に整っています。
あるじのシゴト。
こうしてスコップや、スノーダンプを使って、
雪の壁を整えます。
昔、じぃがあるじの雪出しの手伝いをしようと
スコップでこの斜面を崩して、
(少しでも雪を少なくしようと思って、の善意からなのですよ)
あるじが、めっちゃ文句言ってたなぁー!
思わずそれを思い出して苦笑。
天国のじぃもたぶん苦笑していることでしょう。
そこまでする?
と、思うのですが、
あるじ曰く、
’お客さんはこの坂を上って宝巌堂に来るんだから、
雪の時も綺麗にしておかないとみっともないだろ!’
と。
確かにここがぐじゃぐじゃだと、
本当に汚らしげに見えるんですよ。
自然のこととはいえ、こうして整えるというのは
大事なんだなぁと
久々の太陽に照らされたこの斜面を見て思いました。
やっぱりB型?
そういうけどさ、
0型だって、丁寧にするときはちゃんとできるのよ!
あるじ、私、スタッフのみんな、
それぞれの’ここが気になる!’を集めると
本当に館内も、外回りも、
とっても整い、居心地がよくなる。
これぞ、’チーム宝巌堂’だな!
それにしても、
あるじのシゴトの流儀、
とてもこの真似できないけど、
姿勢だけは目指します!