日々料理をしていて
つくづく感心することがあります。
それは魚沼、そして新潟の食の豊かさです。
今日は定番の一品、
おからのじっくり煮を作っています。
材料は
おから 立場豆腐店さんの。
油揚げ 立場豆腐店さんの。
干ししいたけ 直売所で買い求めた八色シイタケの干したやつ。
人参 直売所の雪下にんじん。
さつまいも 直売所の紅あずま。
さつま揚げ 新潟産。
れんこん 新潟産。
ネギ 直売所で。
醤油は新潟市の菱山六醤油さんの。
こうして書いてみると、
キビ砂糖と、お出汁、さくらえび、は手に入りませんが
そのほかの材料は、全部県内産なんです。
これって本当にすごいなぁって思います。
しかもこれが意識しなくても
ふと思えば、
全部県内で手に入る幸せ。
新潟の食の豊かさを毎日作りながら実感しています。
宝巌堂のレシピ本を出そうと野望を持ってから1年。
画像を撮りためたり、
魚沼ならではの季節の野菜や山菜の処理の仕方をおさらいしたり、
季節ごとになにを作っているか記録したり(その時にならないと思い出さないから)と、
助走期間もそろそろ終盤。
いつも美味しい!って言ってくださって
本当にありがとうございます。
その言葉が私の背中を押してくれる大きなチカラです!
あ、豆が煮えた!今日は大手亡豆です。
全国各地、お取り寄せすれば
美味しいものはどこからでも仕入れられる時代です。
あまりこだわりのない私も、実は
みかんは絶対にここの、って決めてたりする。(林檎屋みかん、ね!)
でも、
地元のモノを
地元で料理する、
それをお客様にお出しする。
これが私の大原則です。
季節によって材料はほぼ同じ。
品は変えれないので
手を変え、足を変え、
きっとこれからもそんな感じ。
料理本見たり、ばあばに教えてもらったり、
試行錯誤しながら、
今日も宝巌堂の味を作ります!
いやぁ、魚沼っていいね!