お客様は本当によく召し上がってくださる。
しかも、最後にお出しするコシヒカリは
お替わりが来ることもある!
食べ残しはほぼない。拍手!
ホントに?
ホントなんです。
作っている私たちも実は、
ホントに全部食べてくださったの?って思うことがあるんですよ。
ばあばは、
はらくっちぇのが幸せ。(訳:おなかいっぱいが幸せ)
宿に泊まりに来てひもじい思いをするなんてとんでもない、
って思ってたみたい。
ご飯(米)に関してはもっとそう感じていたようです。
米がない、とせつない。
こんな気持ちから、
これでもか、って言うくらいの量が
旅館では出てくるのかも知れませんね。
私ごとですが、
最近はたくさんは食べれなくなってきた。
食べれない私に合わせると、まさにひもじいご馳走になってしまう。
だから、盛り付ける量も、品数も、多くなってしまうのかも。
足りる?おなかいっぱいになった?お替わりは?
と、ついつい聞いてしまいます。
なぜ、宝巌堂の食事が全部食べれちゃうのか?
それはひとえに
野菜の占める割合、と
野菜の美味しさに他なりません。
最初にテーブルに並ぶ6~8品は
野菜の小鉢です。
冬の献立で言えば、
ごぼうサラダ
豆乳寒天
魚沼ポエムの胡麻和え
手作りこんにゃくの辛味炒め
八色シイタケの揚げ煮
紅白なます
干し柿の白和え
切干大根の酢の物
煮もの
などなどから日替わりで。
この後メインが続き、
そしてご飯とデザート。
最近、メインはこの野菜料理でもいいのかも、って
思うことがあります。
とはいえ、
肉も魚もないのではそれもまた寂しい。
だから、メインの野菜料理の中にちょっと忍ばせて。
これならきっと、
本当のメイン?魚沼コシヒカリも
お腹に収まること間違いないな!
この春で宝巌堂は14年目。
まだまだ模索もたくさん、
そして進化も続くぞー!
画像を探していたら、春の画像がたくさん出てきました。
気分はもう春!立春過ぎたもの。