きっかけは、これ。
一枚のめちゃくちゃ美味しそうな、
イチゴがたーーくさん載ったパフェの画像でした。
’これは、どこ？すごいイチゴの数！’
’食べたい、行きたい！’
そんな会話がFBの上で飛び交いました。
画像を投稿したのは、
お客様の作務衣でお世話になっている久磨衣さんのKさん。
お店は、
金沢の有名店、フルーツパーラーむらはた本店でした。
’ここ行ってみたかったんだけど、行けてない。
女だけで金沢行きたい！’と、書き込んだ一言から
旅の計画があれよあれよとはじまりました！
さっそく、
反応してくれたのは、
群馬の猿ヶ京ホテルの仲良し女将。
’仲間に入れてねー！’
’もちろんよーっ！！’
話はその場で、どんどん進み、
日にちはいつにしますか？都合のいい日程はどこらへんですか？
と、とんとんと日程も決まり、
このたびの’研修旅行’となったのです。
いやぁ、こんなことってあるんですね。
なかなか前もっては決められない。
でも決まるときは決まる。
そんなこんなで、
いわばお互いの取引先との愉快な研修旅行が始まりました。
私はチェックアウト後の出発です。
（でもドタバタしてて結局お見送りが出来ず、申し訳ありません！）
あるじに六日町まで送ってもらい、
まずは、
ほくほく線で直江津まで行く在来線の旅が始まりました。
直江津まで約５０分。
山の中を走るほくほく線は、途中からトンネルが多い路線です。
車両も少ないし、
高架を走るので、なんだかジェットコースターに乗っているみたい。
スピードもかなりです。面白かったー！
直江津からは日本海ひすいラインに乗り換え、
海沿いを進みます。
ふだん山だけを見ているので久々の海はテンションも上がります。
ホームの向こうは海。
写真を撮っているのは私だけ。
観光列車というより、日常の路線なんですね。
糸魚川で降りて、そこからは
初の北陸新幹線！
さすがに最新、だけあって、
当然ホームもホームドアがあり、
なんだか近未来の世界に来たみたいです。
乗客は少ない。
もっとも、金沢まですぐなのでここから乗る人もいないのかしら。
本来なら、
小出から上越線に乗り、六日町まで行きます。
そこからは前述のルートをたどり、
計３回の乗り換えを経て、金沢まで３時間２０分くらい。
それぞれの区間は大体４０～５０分くらいだったし
初めての路線で珍しかったのもあり、
あっという間に着いた気がしますが、
やっぱり長い道のりでした。
金沢のさらに先の能登半島から、
年に数回、年配のお客様がお越しになります。
きっとこうやって乗り継いで
栃尾又を目指してくださるんだなぁと思うと、
あらためて頭が下がります。
遥かを目指してくださるのに、
もっともっとふさわしい宿になろう、と、
つくづく思う電車旅でした。
続く。
