今年も馬場さんの魚沼コシヒカリが入荷しました。
宝巌堂でご用意しているコシヒカリは、
亡き叔父さんの田んぼの稲刈りをまかってくれる、
馬場さんのお仕事です。
収穫は終わっていたのですが、
なにしろまかる田んぼが多くて、配達に手が回らなかったんだそう。
今年はいつもより多めに仕入れました。
30俵!
ご存知ですか?
米袋1袋は30キロです。
2袋で60キロ。
60キロで1俵と数えます。
1袋が1俵と勘違いすることたぶん多いですよね。
30俵ということは
60袋分!
なんとなんと1.800キロです!
ひゃ~~~!すごいすごい!
ここに鎮座するのはまだほんの一部。
農家直送の印、魚沼米の文字。
新米の入荷を待ちこがれて下さったお客様に
早速発送しました!
今年は、
守り続けてきた特Aランクから転落!と
かなり大きなニュースになってしまいました。
事態を重く見た農協では、
改めて’美味いコシヒカリ’を作るべく、
生産者を集め、会議や勉強会を重ねたようです。
雨が欲しい時にまったく降らず、
いざ収穫の段階になってから雨がざぁざぁ。
天候に悩まされた秋でしたが、
不思議と聞こえてくるのは、
’食味はいい’との情報。
どの農家さんからもそんな声が聞こえました。
果たして果たして、
届いたコシヒカリの粒は
昨年よりも一回り小さいものでしたが、
炊いてみたら、
甘くてもちもち、さすがの魚沼産!と言っていいのではないでしょうか。
お客さまからも’美味しい!’の声があちこちから聞こえ、
私もほっとしました。
天国の叔父さん、今年もありがとね。
あるじも米運び。腰ベルトしてます。
宝巌堂ではお買い上げの際に、
炊き方ワンポイントを差し上げています。
米の品質、水の品質、
そして、実はとても大事なのは
水の温度なんです。
これ、浅草に帰ったとき米を研いだ時の私の実感でもあります。
浅草の水はぬるい。温かいくらい。
ずっと出しっぱなしにしていても冷たくはならない。
栃尾又に帰ってきたら、
なんとまぁ水の冷たいこと!
そしてこの水の冷たさが、美味しいコシヒカリを炊く、
重要な点なんです。
ウチに帰っても、宝巌堂さんと同じように美味しく炊けない、
とおっしゃるお客様はとても多いんです、実は。
ぜひぜひこのやり方を試してみて下さいね。
しばしは、お米屋さんと化しているあるじと遠藤。
発送作業は続きます~!
コシヒカリのご注文も承っています。
お気軽にお申し付けくださいね。