弐の伍番が、
’本箱に’なりました。
1階の暖炉の部屋にあったもろもろが、
すべて本箱に移動されました。
たくさんの本、それと本棚、
冷蔵ストッカーや、新聞。
あの重たい階段箪笥も!
無事に2階に収まりました。
ある本棚は測ったように、
洋服ダンスの位置に収まり、
大工さんも胸をなでおろす。
もう一つの本棚は、
窓のカモイの部分にほんの5mmくらいかかってしまい、
あるじが大工さんをしてこちらも無事に収まりました。
まるであつらえてあったかのようです。
これらのモノが収まっていた1階のそのスペースの改造も
並行して行っていました。
なかなか決まらなかったのは、
食事するためのテーブル。
いろいろとネット検索しながら見つけたのは
長岡の家具屋さん、nine 九里家具製作所さんです。
一度お店に行ってみて、
そのあとまだ検索しまくって、
あるじの一言で決まりました!
こういう時は決断力あるよね。私はビビリ。
オーダーのこのテーブルはとっても重くて
でも色は軽め。
この暗めな空間にとてもマッチしました。
もうひとつ、決まらなかったのは、
ここを2組のお客様で使用する場合の
間仕切りと、
入口の扉。
この2つは最後まで難航しましたが、
いいモノが見つかりました。
いいモノがあっても、それを取り付けられるかどうかは
これまた大工さんの腕にかかっている!
こんなふうにふたりして取り付け相談中。
なんせ、取り外しできるようにしてね!っていうのが最大の課題。
出来上がりはこんな感じ!
仕切りは長岡の井口製材所さんに通って、ようやく見つけました。
お支払いの時の価格にあるじがびっくり。
でもそのあと、大工さんの一言に思わず一同納得でした。
細工をするのに削っていたら、いい香りがしたんですって。
これは白檀だなぁ、って!
ひゃー、ならば高いはず、ですよね。。。。
もちろん、納得の仕上がり。
お食事処として使用しない時間帯は
どうぞご自由にご利用下さいね。
今までなかったところに扉を付けるという作業。
これもまた大変だったことでしょう。
これしかないね、という扉を
何回か通って東京で見つけました。
それを
本来レールのなかった入り口に取り付ける。
いったいどうやるの?
そう、吊り扉となりました!
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ルーバーになっていたところにも間にすべて木材を入れました。
そしてこれを塗る。
なんて気の遠くなる仕事なんだ。
こうしてすべての工事が完成したのは、
5月末のことでした。
5月7日から始まって約一ヶ月。
長かったけれど
ここまでじっくりと振り返ってみたら
よくぞこの細かい作業をこんな短期間で
完成させてくれました。
大工さん、電気屋さん、内装屋さん、ペンキ屋さん、
みなさん、ホントにありがとう!
そして、
工事期間中、不自由な思いを強いてしまったお客様、
本当にお待たせしました。
皆さんが思い思いにご利用いただける空間です。
是非愉しんでくださいね。
あぁ、ようやくご報告が出来た!
朝晩はすっかり涼しくなりました。
ぬる湯で体調管理してくださいねー!