最近お客様からすごく言われること、
’どうしてここには
自分が読みたいと思ってる本がたくさんあるんだろう!’
この1週間で2度、その言葉を聞きました。
本棚のまるまる2つはほぼマンガの棚。
全館揃っているものがほとんどですが、
最近は1冊ずつ、増えているものもあります。
お客さまも楽しみにしてくれてるみたい。
もう一つの本箱には、
文庫本が、前後にぎっしり。
本当は一列にずらーって並べたいんですが、
場所的にそういうわけにもいかず。
是非、前後ひっくり返してじっくり見てくださいませ。
新書もあちこちにあります。
内容は本当に多岐にわたっています。
ビジネス書もあれば、うんちく本もあり、
方言の本だったり、辞書だったり、絵画集だったり。
宝巌堂が載ってる雑誌だったり。
ずーっと眺めていると、
多分、私が今何を考えて
何に悩んで、何を愉しんでいるのか、
頭の中がわかっちゃいそうな気がします。
最近買ってたビジネス書が
3冊。
あるじは何気に見てるんでしょう。
3冊目のとき、
’面白い本買っちゃった!’と言ったら、
’あんたね、最近そういう類の本を
読み過ぎだ。’
と一言。
売れれば売れるほどいい、
たくさん買ってもらう方がいい、
儲かれば儲かるほどいい、
というような時代ではない、
というような内容のもの。
ちょうどいい量を作る、
身の丈に合った商売をする、
人手不足が昨今の思想の根底にあるんだよなぁって
つくづく感じるのですが。
ちょうどいい商売をする、っていうことに
成長はあるのか?
これでいいのかな?日本。
って、若干不安に感じるんですよね。
まぁ、
最近の私の本の傾向です。
いいか悪いかはさておき、
今宝巌堂が向かっている方向は、
縁あって出会ったお客様に
宝巌堂に来てよかったと思っていただけるような、
居心地のいい空間を作ること。
これに
間違いないんですからね。
なんだか本箱からちょっとそれちゃいました。
で、
大人買いしたのは
これよ!
↓
読みたい本が本箱にたくさんあった、
ということは、
お客さまと宝巌堂の
いいなぁ!って思うものが少し一致したってことですよね。
あるじの読みたいのは
’チャンネルはそのまま!’です。
大人買いしてくれないかしら。