３月１１日、東日本大震災の日を今年も迎えました。
一晩明けて、今日は１２日。
９年前のその日は何をしていただろう。
平成２３年３月、１１日
予約台帳を開いてみました。
その前日はお客様がいなくて、
１１日当日もお客様はいない。
静かな３月でした。
翌１２日から、あとのご予約は１週間くらいキャンセルが続き、
しばらくして、ぽつぽつとまたお客様が戻ってこられた。
予約台帳にはいろいろなことがメモしてあって、
それが当時のことを物語る。鮮明に思い出させてくれます。
改めて、
亡くなった方のご冥福を心からお祈りいたします。
震災以来、思うこと、は
今この時は二度とやってこない、
今この時を大事にしよう、
会いたい人にはすぐ会おう、
後回ししたら、きっと後悔することって、
多い。
こんばんは、
夜も更けてきました。
新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’
野菜大好き若女将、星智子です。
お隣の自在館さんでは
今週９日～明日１３日まで
館内の大改装工事中です。
ＦＢでもその様子が公開されていますよ。
どんなになるんだろうねぇ、と、
あるじと私は、自分の改装ではないけれど、
自分だったらこうしたい、ああしたい、などと、
置き換えながら妄想しております。
それがとっても楽しくて、思わず二人して苦笑い。
改造といえば、
宝巌堂の２階に出現した’本箱’。
工事はＧＷ直後から始まり、６月に入ってようやく完成、と、
思った以上に長くかかりました。
久々の大きな工事は、
さらにまた何かやりたい、という妄想を呼び起こしてしまいました。
実は、
私の頭の中の’次のプラン’をあるじに伝えたら、
’やりなさいよ’などと、ゴーサイン出ちゃったよ。
さては、あるじも、妄想が広がってるね！
宿屋は、
出来上がったら、それで、はい、オッケー！
で、終わりではなく、これからが始まり。
次から次へと、こうしたい、ああしたい、
こうすればもっといいかも、と、
改善点が浮かび上がってきちゃうんですよ。
終わりのない旅。
大改造から１５年経ちました。
その間、いろいろなものが変わってきました。
時代とともに変化、というよりも、
私たちとお客様のお互いの
年令や
生活環境や
立場、
そういうものの変化です。
だから、きっと、
私たちがこうした方がいいね、と感じたことは、
たぶん、お客様にとっても、
’うん！いいね！’って思っていただけるかな、
って感じるんです。
みなさんと一緒にここまでこれたからね。
そして、新しいお客様とも、
そういう関係性が生まれてることに
つくづく感謝です。
宝巌堂を見つけてくれてありがとうございます。
これから、またひとつひとつ、
いいね！を重ねていけますように。
震災の日は、いろいろなことを思います。
生きていることに、生かされていることに感謝。
不安な出来事が多い昨今ですが、
きっと大丈夫、絶対に大丈夫だから、
そう信じます。
今日はそんなことを思う日。
とりとめのない想いを徒然ました。
ありがとうございます。
明日もがんばろう！！
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若女将 星智子
９４６－００８７ 新潟県魚沼市栃尾又温泉
０２５－７９５－２２１６
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