宿屋のお休み

おはようございます!

新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

2月、3月と

栃尾又温泉全体休業を頂きました。

4月も同じように予定をしていましたが、

昨日、それを解除しました。

4月の全体休業はありません。

 

栃尾又温泉全体で休業ではなく、

自在館さん、神風館さん、宝巌堂と、

それぞれ、今までのように

各宿でそれぞれの’休館日’をいただくことに戻りました。

 

それぞれの休館日ってなに?

と思われることでしょう。

 

宿屋には休みはない。

 

これ、

宿屋業界の一般常識みたいなものでした。

でも、昨今はこの常識もかなり変化しました。

私自身のなかでも、

’休むべきものでない’から

’休まなくちゃ’というように意識が変わりました。

ずっと以前、ばあばの時代は、

’休みを取りたい!!!’と切実に思うほど、

休みを取ることはほぼ不可能なんじゃ?と思うくらいでした。

宿屋はいつも開いているもの、

だったんですね。

スタッフには休みがありますが、

自分たち自身はかなりブラックだよねー!

 

そして、このコロナ禍で、

非常識だった考えが

常識になりました。

 

それを後押ししてくださったのもまた

お客さま。

 

’休んでいいから、

長く続けてね’

 

今では1か月に

1度は休館日を入れるようにしています。

他のお宿に行ってみたり、

県内の話題の店に行ってみたり、

友達とランチをしたり、

買い物に行ってみたり、

とにかく、宿の外に出て、

リフレッシュを心がけるようになりました。

 

自在館さんも

神風館さんもまた、

それぞれの休館日を設けて、

また新たな気持ちでお客さまをお迎えする、

お迎えする側も心構えが変化しています。

 

最初から組めば

ご迷惑もお掛けしないのですが、

ご予約状況を見て、

ここは休もうか、

今はそんな休日の確保の仕方です。

これからは少し早めに休館日を決めて、

空室情報に出すように、心がけていきます!

 

休館日明けの

元気いっぱいの私たちをどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

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