こんばんは、
新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’
野菜大好き若女将、星智子です。
3月11日。
東日本大震災から13年が経ちました。
あの日は休館日で、
私は朗読ボランティアとして、
カセットテープに村の広報誌を録音する作業をしていたんだった。
揺れたような気がして、台所に戻り、テレビをつけて、
それから、ずーーーーーーーーーーっと、
本当にずっとずっと、テレビの前から離れられなかった。
Twitterの凄さを初めて知った日でもありました。
娘は東京で、どうしていたんだろう。
もう今は何も思い出せません。
どこで何が起こり、どこで自分がどうなるか、
まったくわからない時代です。
毎日平和なことは決して普通なことじゃない。
出来ること、やりたいことは、今すぐに。
そんな思いがまた強くなる日です。
復興はまだ途中。これからもできることをやっていきたいです。
さて、
この度めでたく設立3周年を迎えました。
3月8日、国際女性デーの日。
しかも彼女の苗字(ミヤザワ)も何気にかぶっているという、
彼女にとっては縁起のいい日なんですね。
彼女が開業する際に、
会社名について相談を受けました。
すでに候補はあり、
自身の名前、ミヤザワをもじって、3838を使うことは決めていたのですが、
それを、そのまま38×2(38(ミヤ)の二倍)、にするか、
はたまた38²(38(ミヤ)の二乗)にするか、
悩んでいた。
その時、あるじから言われた言葉で、
今の会社名に決まったんですって!
なんか感激したわー!嬉しいわー!
彼女にすごさは
気持ちを読む力と、理解する力が半端ないことです。
悩んでいること、相談したいこと、表現したいこと、
自分で言いたいことがわからなくなる、ことってありますよね。
それを言葉にできず、悶々としている、
それを何気ない会話の中で、
掬い取ってくれる。
’そうそう!それ!が言いたかったのよ!’って言う感じなんです。
彼女と話していると、自分の中の整理ができるんですね。
目標や、やりたいことが明確になってくる。
本当に心強いです。
彼女のこの日のブログの最後に、
こんなことが書いてありました。
’宝巌堂さんは、
栃尾又温泉(とちおまたおんせん)の湯治文化を引き継ぎ、
旅館のお客としておひとりさまが敬遠されている頃からずっとブレずにお一人様歓迎の宿。
近頃はおなじみさん(リピーター)で満室の日も多いのです。’
そして、今日、
改めてブログを読み返したら、
最後の最後にこんな一文を発見しました。
’私は知っているのです。
改築して間もないころから、女将は
「いつか、おなじみさんで満室にしたい」と話していたこと。
願いは叶う。’
すごく心に沁みた。
大好きなお客さまと毎日大笑いして、
館内に温かな、穏やかな空気が流れている宿。
その夢は少しずつ、近づいていると思っている。
本当にいつもありがとうございます。
そして、オフィスミヤザワ!
office38²、3周年おめでとう!
これからもよろしくね!
今日のお客さまの一枚。
この度は食べることが先で、食べちゃった!
空っぽの器を描いてくださいました。
これはこれで最高!です!
ありがとうございます。