’がんばっていきまっしょい’

こんばんは、

新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

お1人さまの’お食事場所問題’について、

宿泊された方が登録できる公式ラインでもご案内をお送りしたところ、

こんなコメントをいただきました。

 

’他の宿なら、どうしようかなと思うところですが、

宝巌堂のお食事処でなら、平気です。

ここに集う人が何だか’同好の士’のような気がするから’

 

同好の士、という言葉、実は初めて聞きました。

読んで字のごとく、

’趣味仲間. 同じ物事に関心を寄せる人のことのこと、

ファン仲間、ファン友達’

という意味。

 

あぁ、なるほどなぁ、と、すごく共感してしまいました。

嬉しいなぁ、しみじみと感じています。

ありがとうございます。

 

いろいろとご不便をおかけすることもありますが、

居心地のよさは、お部屋だけでなくお食事処でも追い求めていきますね。

 

 

さて、

みなさんは、もうずいぶん前に

田中麗奈さんが主演だった、

’がんばっていきまっしょい!’という映画を

覚えていますか?

 

調べてみたら、

1998年に公開されていました。

ということはもう25年以上前のこと。

 

この映画を当時は見ていなかった。

けれど、

この映画でデビューした田中麗奈がとても印象的だった。

そして、

映画のタイトルとなっている、

’がんばっていきまっしょい’

がさらに印象に残る言葉で、

これは今もたまに使うことがあります。

 

愛媛県松山の方言なのだけれど、

実際は、どのような時に使うのだろう。

 

’がんばっていこう!’って感じかな。

きっと松山の人たちにとっては、

標準語で表せない、’がんばっていこう!’の、

違った意味が込められているんだろうな。

 

この映画が再び脚光を浴びています。

原作者は、

敷村良子さん。

1995年に坊っちゃん文学賞を受賞。

その後原作は、映画やドラマなどに次々と実写化されて、

このたび初めて、劇場版のアニメになりました。

25年の月日を経て、

再び脚光を浴びる、というこの物語は、

ボート部に青春をかけた女子高生たちを描いたものです。

 

時代は変わっても、

一途に、懸命に、部活に打ち込む若者の姿は

その当時の自分自身の姿に感情移入して、

じーんと熱くなりますね。

 

この原作の一番の要は

タイトル、

’がんばっていきまっしょい’。

 

なんだか元気をもらえる、

みんながこの言葉でひとつになる、

そんな感じがしてきます。

自分自身を奮い立たせてくれるような、

そんな響きの方言なのかもしれませんね。

 

さて、

この原作者の敷村良子さんは、

実は、

宝巌堂のお馴染みさんでもあります。

 

青春時代を思い出す、このアニメ、

ぜひ多くの皆さんから見ていただけるといいな。

 

さぁ、明日も、

 

がんばっていきまっしょい!