こんばんは、
新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’
野菜大好き若女将、星智子です。
緊急事態宣言が解除され、
マンボーに移行されました。
オリンピックまであと1か月。
どう考えても、
ここにきて、中止、という選択肢は、もうないのかもしれません。
その選択肢がないのならば、
できることをするしかない・・・・。
いつものように、マスクをして、手指の消毒をして、
そして、
栃尾又温泉に入って、免疫力を上げよう!
今日と明日は休館日を頂戴しています。
ご案内の通り、
弐の捌番の大改装工事が始まりました。
今日と明日で、大きな音の出るところは終わる予定ではいますが、
これからたぶん20日間くらい、トンカントンカンと、
どこかで音が響くことでしょう。
しばし、お許しください。
壁を壊し、
あるじが実は小さいころから怖くてしょうがなかったという、
この柱を撤去します。槐らしい。縁起のいい木です。
あの時代こういうのが流行っていたらしいです。60年前。
私は味があっていいなぁ、と嫌いじゃないんだけど、
どうしてもあるじはここだけは、と、
珍しく譲らない。
よっぽど嫌だったんだろうな。
三つ子の魂百まで。そういうことってありますよね。
というわけで、
今回も戸田工務店さんの匠の出番です。
着工前の最終打ち合わせ~
素人からすると、壁を壊すなんて一大事。
元々は60年以上も前のこの建物ですから、
どこに柱があり、どこを取り外していいのか、切ってよいのか、
大工さんも慎重です。
養生が仕事前の大仕事です。
昔の人の仕事は本当に本当に頑丈に、
だったようで、
釘とボンドの2重で留めてある。
壊すのも一苦労。
さぁ、スタート!
どこからスタートするのか実は興味津々で
しばらく見学していました。
こんな細い板を組み合わせてるんだね。
こんなに太い梁が入っているんです。
縦40㎝くらいはある。
その昔設計士さんが、どんな雪でも大丈夫と言ったのは嘘じゃないんだな。
説明はできないけど、
たくさん写真を撮りました。
どの写真も昔の大工さんの仕事がいかに大変だったかを
物語っています。
感謝です。
この柱も、撤去。二つの柱は昔のトコノマの名残なんです。
決まっていることは、
この度は作り付けの小上がりではなく、桐のベッドを置くことです。
そして、今ある、このソファセットで
ゆっくり窓からの景色を楽しんで頂けるように、もう少し工夫する。
あと1日で、
ぶっ壊し作業が目途が付くかしら。
ワクワクドキドキが始まりました!