こんばんは、
新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’
野菜大好き若女将、星智子です。
改めまして、
新潟は美味しい!
’うまさぎっしり新潟’は
新潟県のキャッチフレーズですが、
もっといい言葉はないの?と辛らつな意見もありますが、
私は、実は結構好きなんです。
だって、本当に
新潟はうまさぎっしりなんですもの。直球な表現。
きっとお客さまはそれを実感されているはずですよね。
新潟の食の豊かさに、
自分が料理にかかわるようになってから気が付きました。
何気ない普通の一品を作っても、確実に美味しいんです。
水がいい、土がいい、空気がいい、
だからいい素材ができます。
そんな食の豊かさは、
いつも食べてる人には当たり前すぎて
きっとそれが価値だとは気が付かないことが多いですよね。
外国に行って初めて日本の良さがわかる、っていうのと同じです。
新潟日報に’甘口辛口’というエッセイのコーナーがあります。
今まさに、このエッセイの内容が、
愛媛県出身で新潟に暮らすこのたびの書き手さんの、
新潟の食の豊かさについてでした。
彼女の担当も今日、終了したのかな?
もっと読みたいー。
私も改めて知ることもあり、
はたまた、知っていることだけれど、
こんな風に感じているんだぁと
気が付かされる部分もありました。
そんなふうに思う私もしっかりよそ者で、
でも気が付けば、
親と暮らした年数よりも長くなった、
私は栃尾又在住33年目。
つくづく思う。
離れてみないと、良さはわからないものだな、と。
当たり前に今口にしているモノの美味しさは、
全然当たり前じゃなかった。
それは私の作る料理に現れているのよね。
どうやって作るの?とお客様に問われます。
まず、材料がありき、
その時の旬の野菜で作ります。
そして、料理本を見て、時には検索して、
ばあばのレシピをひっくり返し、誰かに聞いたり、
試行錯誤して、出来上がります。
だから、お客さまから問われれば、
速攻伝授させていただいてます!
でも、やっぱりここで食べたほうが美味しいわ、との
ありがたい声をいただく。
それってひとえに、
材料が、素材がいいから、なんですよね。
何が違う、ってそこが一番違うことなんです。
水も、土も、空気も。
それはきっとよそから来たからこそ、
なおさら感じるのですね。
筆者も私も。
冬に少し足を入れ始めたような、ちょっと寒い夜です。
これからは、
白菜や、キャベツや、サトイモや、大根が
美味しくなるぞー!
そして、根菜満載でお腹ははちきれんばかりになるのです。
これを幸せと呼ばずしてっ、
なんと呼ぶ!?
新潟にバンザイ!