仏手柑とともに。

おはようございます、

新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

今日はめちゃくちゃいい天気です!

朝の食事処は太陽がまぶしい。

でもお客様は、ブラインドをおろさなくても大丈夫、と。

雪国のこうした太陽は、貴重ですものね。

今、十分に光を浴びておこう!

 

昨日は、アトリエひと葉さんから、

お正月飾りをしてもらいました。

毎年この日だね。

いつも大雪になってしまうけれど、

今年は晴れてて、よかったわ。

 

‘女将さん、今年のお飾り、

ちょっとすごいことがあったの!’

 

え、なになに?

 

’あとでね、ゆっくりとお話ししますね’

 

わぁ、なんだろ、どきどきするわ。

 

ちょうどチェックアウトだったので、

お客様とひとしきりおしゃべりして、お見送りして、

ふと、ひと葉さんのしつらえに目をやると、

 

え??まさか、これは?

まさか!

 

 

これ!仏手柑?

 

’そうなんですよ~!

女将さんのブログ、ついこの前読んだんですが、

読んでびっくりしました。

今年は、お正月飾りに仏手柑をいれよう、って

決めてたんです。

なんという偶然というか、

繋がりますねぇ’

 

って。

 

’お飾りの仏手柑はこんなだけれど、

あの写真のは大きくてびっくりしました。’

 

確かにね、これはグローブのようですもの。同じものとは思えませんね。

 

あれから調べてみたら、日本では和歌山や高知で栽培されているようです。

食べるというよりも、中身はほぼ綿みたいなので、

マーマレードにしたり、

末広がりの形から、お正月飾りに使われることが多いのだそう。

いずれにしても、

都会のお寺の片隅にこんなふうにして実がなった、というのは

奇跡のような話です。

 

今年も無事にお正月のしつらえが始まりました。

 

来年は卯年。

弟が節目の年になるわ。ひゃー、びっくり!

その昔、あるじが50才になったと、

ばあばが言った。

’おれの息子が、50かぁ・・・・’と。

 

と思えば、私だって同じように年を一つとる。

来年もいい年にしたいね。