’食べて伝える’

こんばんは、

新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

小正月がやってきます。

今までは3軒で、栃尾又地内でやっていましたが、

昨年より、ご近所さんのところにお邪魔して、

一緒に焚き上げていただくようになりました。

最近ではなかなか会う機会のないご近所さんと

こういう時にかわす、一言、二言が、なんとも嬉しいんですよね。

 

今年の塞ノ神は今日でした。

が・・・・

ちょうどチェックアウトの時間だったため、

30分遅れて持って行ったところ、

なんと、もう終わったよ~~!って。

 

ひぇえええ。

 

これ、けっこうショック。なんてこった・・・・

いったいどうしたらいいのか、

新年を迎えられるのか、私。

 

ふと思いたち、

小出町の中心にある、清水川辺神社さんに聞いてみました。

 

きっとこの神社にはたくさんの人が塞ノ神に訪れるはずだから。

 

果たして、

快くお受けいただいて、

無事に1月15日暦通りの小正月当日に

お焚き上げいただけます!

ほっとしたわ~~。

 

さて

地元紙新潟日報でこんな記事を見つけました。

↓↓↓

 

 

鮭をお正月に食べる、

というのは、東京もんの私にとっては、

かなりのびっくりものでした。

でもよくよく考えてみれば、

お正月の昆布巻きの中身は鮭の中骨です。

中骨だけをまさか売っているはずもなく、

なら、どうしたのか、と言えば、

家庭で1尾物の塩引き鮭をおろし、

その中骨を使ったことでしょう。

となると、お正月のごちそうに鮭、というのは

当然のことなんだなぁ。

 

頭の氷頭(ひず)を使って氷頭なますを作り、

中骨で昆布巻きを作り、

身はもちろんおいしい焼き魚で食し、

鮭は捨てるところがありません。

大事に大事に、

この雪深い地方では食されてきたんですね。

 

’食べて伝える’。

 

私も微力ながら、

ばあばから教わった昆布巻きを

お客さまに召し上がっていただいて、伝えていきたいと

新年に誓いを新たにしました。

 

小正月が終わると、

本格的に雪国は閉ざされた感が襲ってきますが、

昨今は、気温も高く、

なんだか季節感が本当にありませんね。

 

さて、みなさん、

明日は何の日だかわかりますかー!?

 

 

ふふふ、

そう!

 

宝巌堂から届いた年賀状をお持ちのみなさんー!

いよいよお年玉年賀状の当選番号の発表です。

 

明日は、ぜひブログを開いてスタンバイしてくださいね!