キャリーバッグ

10月に娘は沖縄に修学旅行に出かけます。

3泊4日!最近は豪華だなー。

自分の時はなぜか中学と同じ奈良、京都。でもって2泊3日。

 

テスト前で久々の部活オフ。

テスト勉強もしなくてはならないけど、修学旅行の買い物もこんな時にしか行けません。

ということで。。。

持って行くバッグと、リュックと、衣類圧縮袋なるものを買いに六日町まで。

 

持って行くバッグも随分昔と変わりましたねー!

娘は出かける前に

’ぜったいにゴロゴロを買わないと!’って言ってたんです。

ゴロゴロ・・・と聞けば、私が思い浮かぶのはカーペットのゴミ採りである、あのゴロゴロ。

そんなものを修学旅行に???と私の頭の中。

ところが、今時の高校生のゴロゴロとは、そう、あのキャリーバッグのことなんです。

キャリーバッグが女子高生の間の普段使いバッグだったのは、

かなり前にテレビで見たことがありました。

私達の世代からすると、ありえない感覚の普段バッグ。。。。

この度はそのキャリーバッグのスースケースのようなハードタイプが、

彼女のお目当て。

 

えぇぇ???これで沖縄行くの?

まるで海外旅行・・・・。

店員の若い女性に言わせると、これが昨今の大流行とのこと。

ボストンバッグで行く子はほとんどいませんね、とこの言葉にさらにびっくり。

もっとも店員の女性も

’私もボストンでしたー’だったそうなので、ちょっとほっとしちゃいましたけど。

 

色は蛍光っぽい黄色!

黒が人気だそうですが、みんなが黒色だと、自分のものを見失うという理由で

この色になりました。

そしてリュックはエナメルっぽい光沢のある黒。

 

制服にこの持ち物。。。。というのもなんとも、

不思議な感じ。

 

 

さて、

このキャリーバッグについて日頃気になっていることがあります。

それは、あの下についているまさにゴロゴロの車輪。

あれはどうもなー。

娘にも言いました。

’このゴロゴロは、ホテルなら大丈夫だけれど、

靴を脱ぐ日本の旅館だったら、これは土足と同じだから、

気をつけるんだよ’と。

 

宝巌堂はスリッパがない宿なので、土足と裸足がともすれば同じ床を歩くということになってしまいます。

お客様も最近はキャリーバッグでお越しの方がとても増えてきました。

でも、

本当にありがたいことに、宝巌堂のお客さまはこのバッグを館内に上げるとき

車輪の部分を拭いたり、横にしてくださったり、

なかには新聞紙を持参されて、その上にキャリーバッグを置いてくださる湯治の女性もいらっしゃいます。

 

本当に嬉しくて、頭が下がる想いです。

 

みなさんが宿を大切に思ってくださる気持をいつも感じています。

ありがとうございます。

 

 

 

娘に伝えたら、理解したようなので、一安心。

無駄遣い大嫌いの娘の久々の大買い物でしたが、

心に残る旅になりますように。

 

 

 

 

 

3 Comments

  1. 罰当たり娘

    女将さん、こんにちは。修学旅行ですか。。。。私も中学も高校も京都・奈良でした。でも京都大好きだったので苦ではなかったですね。
    実は私はキャリーバックは大嫌いです。毎日新幹線通勤しているのですが、とにかく周りを見ないでゴロゴロさせて、気づかないうちに人の足の上を通ったりして、怪我をさせる場合があるんです。とにかく邪魔なんですよ。通路もふさぎますし。。。私は旅行はいつもダンボールに荷物を詰めて宅急便で送るようにして、身軽に行きます。先週も京都に2泊3日で行きました。京都は私にとって第2のふるさとです。京都に住みたいために京都の大学に進学しましたから。
    お嬢さんも楽しい修学旅行ですが、キャリーバックを転がすときは周りを注意するように言ってくださいね。

  2. ある子供の母親

    はじめまして、今日キャリーバッグで検索していたらこちらのページに出くわし、書き込みさせていただきました。
    私もキャリーバッグが嫌いです。というのも、つい昨日駅の構内で斜めに延ばされているキャリーバッグに気付かず転んでしまったからです。私だけ転んだのならまだ、いいのです。
    子供を抱いていたので視界が狭く、見えなかったために抱いていた子供ごと転んだのです。
    子供は後頭部を打ち、延々30分は泣いていましたし、夜も急変したりしないかと心配でした。
    最近の流行でよく街中でも見かけますが、販売店や製造会社のパンフレットにでもちゃんと書いてくれてあるのでしょうか?
    立ち止まるときは体の前に立てて置いてください、と。
    買ったことがないのでわからないのですが、もしそうでないなら、このこともお嬢さんには教えてあげてくださいね。

  3. ある宿の若女将

    今日、初めて畳の廊下をゴロゴロとキャリーバッグを転がすお客様がお出でになりました。
    自分よりも年が上の男性の方でしたので、目が点でした。
    とっさの事でしたので何と申し上げてよいのか分からず「重たいようでしたら、お持ちいたしますが」とだけ言いましたら「あ、大丈夫だから」
    チェックも15時からと予約時に申し上げてあるのですが・・。いつの間にかお宿に上がられてました。
    物音一つ、しませんでしたので気付きませんでした。
    あぁ、今からお給仕・・。@?@
    早く今夜がすぎますように。

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