先日、魚沼市川口町の商工会女性部合同講演会に行ってきました。
演題は
’地域の人たちが望んでいることは何か?
?そして、プラスアルファの新たな取り組み?’
久々にこうした講演会に参加です。
ずっと毎日の煩雑さに追われているのでここいらでちょっとリフレッシュ。
休みをとって出かけてリフレッシュはいつものこと。でも今日は
頭の中身もちょっとリセットしたい気分でした。
最近思考が停止しているのでね、ちょっと頭を使わないと。
と、思っていたら、講演の内容もそんな内容もありでした。
大切なことが目の前を通り過ぎていく。
それに気がつかない人とは
?自分を取り巻く状況が見えないこと
?過去の成功体験にすがる人
?知識、知力(知恵)、上質なネットワークのたくわえがない人
そして
?考えることをしない人、頭を使わない人。
ひえぇぇぇ??、危ない、危ない。
このたびの講演者は私も入会しているWWAの理事である丸山由香さん。
なのでなおさらこの講演会にはとても興味を持って臨みました。
さて、
’お客さまは何を望んでいるのか?’
いまや、お客さまが喜ぶ、満足する(=CS 顧客満足)はあたりまえの時代です。
それよりもさらに、
お客さまは満足のさらに上を求める時代になりました。
どういうことかというと、
宝巌堂のHPを見て、泊まった。でも実際に来て見たら
’HPで見るよりぜんぜんだめじゃん!’
こういうのはもちろん問題外。
’まぁ、HPで見ていたとおりだったね’
これは期待が一応そのとおりだったということ。
期待通りというのはサプライズがないですね。
つまり感動がない。そこそこ。
そして現代は、実際が期待を上回る、ということが求められているのです。
’よさそうだったけど、実際に来て見たら、もっとよかった!!’
そうすると、お客さまは誰かに伝え、常連さんとなってくださる。
非日常の宿だったら、感動をつくるのにはやることがたくさんありそう。
でも宝巌堂は日常生活の延長上の’非日常’の宿。
ここで感動していただくサービスとは、
イベントや特別な行事でもなく、
きっと1対1のおもてなし。
これにつきるのではないかと、講演を聞いて感じました。
やってるはず。。。でも、まだまだ感動のおもてなしには遠い。
満足してちゃだめだな。
今日は4年前、中越大震災のあった日。
土曜日で賑やかな楽しげな宴席の始まる、ちょうどその瞬間でした。
今年も午後5時30分からろうそくの灯りをともします。
亡くなられた方たちの冥福を心からお祈りいたします。
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栃尾又ラジウム温泉 宝巌堂(ほうがんどう) 8室の小さな温泉宿です
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最近旅館再生の仕事をする機会をいただき、日本の旅館を
再認識しているところです。
その中で、宝厳堂さんのようにがんばっている所を拝見すると
私も勇気をもらいます! 少しずつでも旅館のよさを広めれば
と思っています!!
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