節電を楽しむ

節電努力を始めてから早3週間。

館内が微妙に薄暗く、

慣れてしまえばこんなもんか、と思いつつも

お客様にはきっと切ない思いをさせてしまっているかもしれません。

 

 

自称無駄遣い女王のわたくし。

そこいらじゅうの電気はつけるのが当たり前でした。

昔はばあばと、あるじ、私の2チームに分かれ、

パブリックの電気を消す、消さないで、

結構見えないバトルを繰り広げていたものだけれど、

まさか、ばあばの勝利という日がくるとは

その時は私たちもそして当のばあばも

夢にも思わかなったことでしょう。

 

宝巌堂の節電努力はこんなかんじ!

 

?台所の冷蔵庫のスイッチを2つ切った。

  (なんだ、やればできるじゃん)

 

?客室の冷蔵庫のスイッチも切った。

  (しばらくご不自由かけてすみません)

 

?客室の電気ポットを電気ケトルに変えた。

 (まだ3室だけだけど)

 

?お客さまが入る予定の日は、

午後から明かりをともし、暖房を入れていたけれど

今は暖房のみにしている。

 

?トイレの便座のウォームレットなどのスイッチを

お客さまが入らない日はすべてオフにした。

 

?台所の明かりは仕事が終わって食事するときは

最低限にした。

  (今まで明るすぎたよね)

 

 

さて、いったいどれくらいの節電になったのでしょうか?

昨年同時期に比べると、

13.3%減となりました。

 

こんなに頑張れば、きっと50%減くらいにちがいない!

と、わくわくしていましたが、

現実はそんなに甘くなかった???!

 

でも、

千里の道も一歩から!

毎日続ければ、

一年続ければ、

一人じゃなくて、十人が続ければ、

きっとすごいことになるんじゃ!?

なんだか、節電が楽しくなってきました。

楽しんでやれば、絶対に続きます。

 

 

そして、

宝巌堂としては、

いかにも間引きというような照明でなく、

薄暗い中にも情緒を感じられるような、

そんな明かりの在り方をこれから追求していきます。

 

それにしても、この明かり。

なんだか、まさに宝巌堂のコンセプトである、

昭和30年に戻ったような雰囲気です。

 

親世代が一生懸命稼いで、

日本がとっても元気だった時代。

不便だったけれど、たぶんそんなこと関係なかったんだろうな。

 

そういえば

電気釜をコタツで保温していたよなぁ。

 

 

 

 

 

私たちは

本気でわが身をふりかえる時代に来たのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

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