お初の茄子漬!

どんどん夏一色の様相。

 

今年初の茄子を漬けました!

新潟の夏といえば、そりゃぁ、

なんといっても茄子漬!

梨茄子という、ちょっと丸っこいような茄子を

そのまま塩漬けにするのがここら辺の茄子漬です。

梨茄子という名前はその形からかしら?

ちょうど洋ナシのようなかたちをしています。

 

DSCN1794.JPG水茄子とは食感が違います。

これを丸ごと、塩だけで漬けます。

 

まずは下ごしらえ。

茄子を洗って、もちろん採りたての新鮮なやつね。

ヘタを切り落とし、お尻もちょこっと落とします。

あまりに大きかったら、お尻の方を1cmくらn切込みを入れます。

DSCN1795.JPGそして、茄子漬のもと、というものをまぶすのです。

これは色出しのため。

みょうばんでもいいのですが、

私はばあばから習ったやり方で行きます。

色が出てますね。

 

DSCN1796.JPGさてここからがなかなか目分量で難しいところ。

タルに水を半分くらい入れます。

そこに塩を入れます。

その塩はどれくらい??

ばあば曰く、

‘なめてみて、ちょっとショッパイ!ってくらい’

ええぇぇぇぇぇ?

これが難しいんですよ。

一度じゃわからなくて、何度も味見するでしょ、

そうすると、もう口がバカになってしまうんです。

 

DSCN1797.JPGこうして重石を載せて、

宝巌堂の亡き先先代(あるじのおじいちゃん)が手堀りした’穴倉’へ。

1?2晩置きます。

この穴倉が、漬物にそりゃ、最適な環境なんです。

食べごろは2日目から3日目くらいです。

 

お客さまにお出しするときも

もちろんこの丸のままお出しします。

食べにくいときは縦に割いて。

丸かじりのこれを食べると、

魚沼人なら誰しも、

‘夏が来た????!’と思うでしょう。

 

 

さて、

今夏の第一回目。塩梅はいかに??

 

夏が終わるころにはとても上手になるんだけどなぁ???。

 

4 Comments

  1. ふくろうです。

    お久しぶりです。
    いつもブログを見て、美味しそうだったり、見てみたかったり…
    PCの前でブツブツ…
    しかし!
    梨茄子の漬物にはノックアウト!
    数年前、長野の地元の地物売り場で、「蒸して味噌付けて?」
    と教わり、『美味い!』と思っていたのに、
    それが漬物にもなるなんて。
    あのなんとも言えない食感の漬物なんでしょうねえ?
    そりゃあ、絶対美味しいはず。
    あ? 食べたい! 食べたい!
    カレンダーをみつつ、何時行けるかな?
    今年の夏は生姜の天ぷらも久しぶりに食べたいし。
    ガンバって、時間を作りたいと思いまする。
    どうかそれまでは、梨茄子、なくならないで?

  2. 若女将

    ふくろうです。さん、こんにちは!
    いつもありがとうございます。
    そういえば、茄子漬の話題って初めてでしたっけ?
    そして、まさかまだ召し上がっていただいてない!?
    ではではぜひ今年の夏こそはっ!
    8月いっぱいまで大丈夫だと思います。
    涼しくなるとなぜか茄子漬は食べたくなくなるの。
    面白いですよね。
    美味く漬かってるといいなー!

  3. toshiko

    こんにちは、
    私も先週からなす漬け始めたよ!
    渡辺さんの野菜屋さんから
    せっせせっせと仕入ては、
    二日おき位にね。
    あんまり美味しそうな梨ナスが売ってたので
    チャレンジしてみようかなと思い
    私の場合はなす漬けの素の漬け方に
    忠実にしてみたらなす紺の
    美味しいナス漬けができました。
    皮もやわらかく塩加減も調度よかった。
    なす漬けの素だと以外に手軽にできました。
    穴蔵がないから一晩常温に置いて
    その後冷蔵庫に入れてます。
    ごはんが沢山食べられるよね。
    お酒のつまみにバッチリだし。
    新鮮な梨ナスだからですよね。

  4. 若女将

    toshikoさん、こんばんは!
    私も秘伝の’茄子漬のもと’だよ??ん!
    むっふっふ。
    今日は2回目。
    明日は茄子を買ってこなくっちゃぁ??!
    今年の茄子、かわが固い?

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