あっという間に4月も後半に入ります。
たったの1週間で、季節がどーーんと移りました!
1週間もあいてしまったので、
その違いがきっとよく分って頂けるでしょう。
今日は画像で、栃尾又の春をお伝えします。
桜の木に巻き付いているのは木の芽(あけび)です。
よく見ると、目が出ています。
もう少し伸びると摘んで、’めっかき’という最も贅沢な木の芽の食し方ができますが、
それはあまりにぜいたく過ぎてやりません。
ちゃんと伸びるまで待ってます。
あまり家の回りをじっと見ることのない私ですが、
あまりの気持ちよさに今日はぐるっと一回り。
雪もどんどん消えていた。
カタクリの花より少し早い、
春を告げる花、’ショウジョウバカマ’が出ていました。
もうとっくだよ!とあるじに言われそう。
裏山はまだまだ雪が残っていますが、
この消え始めたところには、柔らかそうなスミレの新葉が出ていました。
気になる春のお料理と言えば、山菜の天ぷら!
まんぷくプランにはこれからの季節、ほとんどこれが登場します。
材料はその日の出具合次第です。
まだ栽培物と天然ものが入り混じっている季節。結構天ぷらには苦労しているあるじです。
この中で栽培なのは八色シイタケと、ウド。
早いところではヨモギもコゴメも山人参も出ています。
こんな幸せな美味しい春に、
〆が虫たちの春でごめんなさい!
虫嫌いな人はこれ以降見ないでーー!
なんと、こちらではオトコヘットと呼んでいるカメムシの雄版、の虫が、
いわゆるヘット(カメムシ)を食しているところに遭遇しました。
前々から、オトコヘットはヘットを餌にしていると知っていたのですが、
こうして実際に見るのは初めてかも。
しばし観察。たまにヤツの足を引っ張ったりしていじわる。
も獲物は決して放しません。
これもまた春の景色なのでした。
栃尾又温泉 宝巌堂