最近何かと話題になっている食べ物があります。
それは’きりざい’。
お隣の南魚沼市ではB級グルメに’きりざい丼’で参戦しましたね。
魚沼市でもなんと給食にも出ます!
たぶんほとんどの子供たちは大好きだと思う。
我が家の娘も例にもれず、でした。
さて、ご存知ですか?’きりざい’。
農林水産省のHPによれば、
きり=切る
ざい=野菜の’菜’
のこと。
昔、肉や魚があまり豊かでなかった時代に、
栄養豊富で、大事な納豆を量を増やして食べられるか、
工夫の賜物だったようです。
その昔、ばあばから初めて作ってもらったきりざいは、
それはそれは美味しくて、こんなふうにして納豆を食べるのかー!と
感心したものでした。
ばあばのきりざいは、いたってシンプル。
材料は納豆と漬け菜(野沢菜)、味は醤油をひと回し。
これだけです。
ポイントは三つ。
一つ目は、納豆を叩いてひきわり状態にすること。
これ、市販のひきわり納豆じゃなくて、自分で叩く。
面倒だけどこれがいい。
二つ目は、野沢菜は、もう漬物としてはちょっと酸っぱすぎる!
(漬物好きはこれが美味しいんだけどね)というくらいのものを使う。
それを納豆と同じくらいの大きさに切る。
葉っぱの部分も盾に包丁を入れてください。つながると恰好悪い。
三つ目は、納豆と野沢菜の量は同じ!
納豆ばかりのきりざいはあまり好みじゃない。
以上!簡単でしょう!
実は、昔はこの酸っぱくなった野沢菜をどうやって食したら美味しいか、
そっちが先できりざいができたんじゃないかなって、思ってるのですが、
これは私の説。
それぞれの家庭にそれぞれのきりざいがあり、
誰しもが自分ちのきりざいがが一番美味い!
って思ってる。
だから、家庭料理はおもしろい。
だから家庭料理は幸せな気分になるんだなぁ。
まだまだばあばからばあばの味を教えてもらわなくちゃな。
完成!