重いらしいんです、今年の雪。
なにしろ、気温が高い。
いつもなら雪のところを雨がざぁざぁ降っています。
宝巌堂の冬のお楽しみのひとつ、ツララが
今年はまったく成長しません。
ちょっと伸びても、先からはしずくがぽたぽた。
小出からの道中、そこいらの山を見回すと
山肌が見える。ちょっとした雪崩が起きているのです。
もちろん、生活圏ではないのでご安心ください。
こんな感じが続くと、ついつい、勘違いしてしまう。
もう春だねーっ♪♪って。
回りでも、もう雪は要らない、の声が聞こえるし、
これでもう降らないね、と期待を込めてしまうけれど、
待てよ、まだ1月が終わっていない。
立春からが本当に冬になるような魚沼。
まだまだ油断大敵です。
いつも以上に重さのある雪のため、
今年はびっくりするくらいもう空き家になっている家が
知っているだけで3軒もつぶれました。
雪掘り、って本当に雪国には大事な大事な仕事なんです。
あるじも雪が降っていないときは
ほぼ外に出ずっぱりです。
大屋根から下ろした雪が下にたまった、雪山の上。
ちょうど2階と同じくらいの高さになりました。
この雪をどかしています。
どかして玄関前に落としたら、今度はブルの出番。
今朝は降っていなかったのに、気が付いたら吹雪。
そして今またお日様が顔を出しました。玄関前から坂を見るとこんな状況。
何だか温んでるなー、ってやっぱり期待してしまう1月後半。
なんだ、やっぱり、もうすぐ春じゃん!
ウキウキして待つことにしましょう。