冷たい冷たい雨が降っています。
もう4月も半ばだというのに。もう春なのにー!
屋根裏で冬籠りをしていた、秋に生き残ったテントウムシたちが
天気のいい日にはどこからともなくひとつ、またひとつと、
落ちてきます。
どこからくるのか、そして、
どうしてある一定の場所に集中するのか、
ヤツラの生態は全く理解不能です。
悪さはしませんが、けっこう数がいるので、
苦手な方には本当に申し訳ありません。
秋に一斉に駆除するので、ヤツラはひん死の状態なのですが、
けっこう元気があり、びっくりします。
そして、
一番季節がわかるのがヤツラです。
人間が、まだまだ寒がっていても、
ちょっと天気が上向きになる気配を示すと
途端に出てくるんです。
虫が教えてくれる、春になるのを。
ありがたい現象なのですが、なんともつらいところです。
そして今日は囲いが少しはずれていました。
囲いの外はまだまだ雪がたくさんですが、
少し隙間も出来ていて、ここでも春を感じます。
カタクリよりも早いショウジョウバカマ。
宝巌堂のまわりには結構あるんです。
それとね、榎本と二人でこれって、あれだよねーと話していたのが
これ!↓
そう、春の山菜の貴重品!
木の芽(アケビの新芽)です!
なんだか感動しちゃうなー。
あんなに雪が多かったのに、まだまだあたりは雪がたくさんなのに、
そして、もう枯れてしまったかと思うような、
そんな姿の木々なのに。
確実に息を吹き返している。
春があちこちに、静かにやってきました。
お楽しみはこれからだ!