春がちらほらと

冷たい冷たい雨が降っています。

もう4月も半ばだというのに。もう春なのにー!

屋根裏で冬籠りをしていた、秋に生き残ったテントウムシたちが

天気のいい日にはどこからともなくひとつ、またひとつと、

落ちてきます。

どこからくるのか、そして、

どうしてある一定の場所に集中するのか、

ヤツラの生態は全く理解不能です。

悪さはしませんが、けっこう数がいるので、

苦手な方には本当に申し訳ありません。

秋に一斉に駆除するので、ヤツラはひん死の状態なのですが、

けっこう元気があり、びっくりします。

そして、

一番季節がわかるのがヤツラです。

人間が、まだまだ寒がっていても、

ちょっと天気が上向きになる気配を示すと

途端に出てくるんです。

虫が教えてくれる、春になるのを。

ありがたい現象なのですが、なんともつらいところです。

そして今日は囲いが少しはずれていました。

囲いの外はまだまだ雪がたくさんですが、

少し隙間も出来ていて、ここでも春を感じます。

DSC01203.JPGDSC01204.JPGDSC01195.JPGDSC01201.JPG囲いの外には、春の花もお目見えしていました。

カタクリよりも早いショウジョウバカマ。

宝巌堂のまわりには結構あるんです。

DSC01200.JPGそれとね、榎本と二人でこれって、あれだよねーと話していたのが

これ!↓

DSC01199.JPG出てましたよー、芽がしっかりと。

そう、春の山菜の貴重品!

木の芽(アケビの新芽)です!

なんだか感動しちゃうなー。

あんなに雪が多かったのに、まだまだあたりは雪がたくさんなのに、

そして、もう枯れてしまったかと思うような、

そんな姿の木々なのに。

確実に息を吹き返している。

春があちこちに、静かにやってきました。

お楽しみはこれからだ!

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