地場の山菜?ウルイにだまされる!

山菜にはだまされる。

山竹の子のごったくをしているときに

一番そういう気持ちになるけれど、

実は、ウルイのごったくをしているときもまた

同じように、だまされた気分になるね。

では、お教えいたしましょう!なぜだまされるのか。

こちらはウルイ。綺麗な優しい緑。

DSC01251.JPGじゃ、処理していきますよー!

まずは一番外側の’はかま’をとります。ちょっと形の変わった部分がはかまです。

固くてここは食べれません。

それから、根元の部分をちょっと切って、

分解していきます。

こちらが↓分解、処理後。

DSC01258.JPG

なんか分解前と違って、色が白っぽいですね。

それもそのはず、

ウルイの綺麗な緑の葉っぱ、実はこれは食べないんです。

これが大部分を占めているのにねぇ。

DSC01261.JPGいかにも、美味しそうで、実際も柔らかいのですが、

これが苦いらしいのです。

らしい、というのは、実は食べたことがないから。

山菜の処理はすべてばあばから教わりました。

だから、ばあばがこれはだめだ、と言ったものに決して手をつけていません。

そして、この緑の葉っぱの部分が結構な量なんですよ。

だから、処理すると、こんなになります。

どちらが食べれる方だと思いますか?

右は、食べれない、つまり捨てる方。

左が、口に入る分なんです!

DSC01260.JPGちょっとちょっと、どっちが多いんだか、まったくもう!

だまされたわー、って思うのも無理はない!

DSC01262.JPG茹でれば綺麗な緑色。

確かに葉に近い部分の方が、ちょっときしむような歯触りです。

白い根元の方が柔らかく甘みもあります。

でも白い方だけではやっぱりウルイじゃない。

このきしみと甘みと少しのぬめりがウルイの醍醐味なんだな。

食してみれば、

歯が浮くようなきしっとした部分と

柔かい白い部分が口の中で混ざり合って、

うーん、春が来た!って感じ。

今日は何をかけていただきましょうか。

私やスタッフの好みは酢味噌、梅酢、醤油マヨネーズ。

山菜はけっこうマヨネーズが合います。

でも、あるじは醤油のみ。

渋いね!

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