糀に魅せられる

先日は、

新潟女将の会の総会があり、県北の咲花温泉へ行ってきました。

阿賀野川沿いのお宿、佐取館さんが会場でした。

川沿いと言えど、海からも近いので、

お刺身が美味しかった!久々に海の幸を堪能しました。

DSC01574.JPGDSC01577.JPG総会のときは、必ずセミナーも同時に行われます。

このたびのテーマは、これ!

DSC01575.JPG塩糀を作り始めてもうしばらく経ちます。

とにかく優れたモノの塩糀。使い方にもだんだん慣れてきました。

私の糀のきっかけは大分県の糀屋の女将さんの本でした。

このたび、新潟県は阿賀野市にある、

山崎糀屋さんの女将さんが講演してくださいました。

パワフルで肌もつやつや、声にも張りがある。

これも糀パワーのなせるわざなのでしょう。

このたびは、

糀の様々な効果もさることながら、

糀の応用の仕方を実際にご教授くださいました。

新潟の甘酒は、この糀で作る甘酒なのです。

たいして、

東京の甘酒は酒粕を溶かして砂糖を入れる甘酒。

まずはこの違いにびっくりした若かりし頃の私。

林檎屋母は下戸なのに、この酒粕の甘酒が

なぜか大好物。あんなに酒臭いのになぜだろう、と

子供のころは不思議で仕方ありませんでした。

新潟県は、

塩糀がここまで流行る以前からずっと

糀文化が根付いていた土地です。

ねせ糀や、三五八漬けの素や、甘酒は

どこのスーパーにも売っているし、家庭でも作ります。

でも、あまりに身近すぎて、特に声高に叫んでいなかったのね。

これぞ県人気質なんだな。

さて、このたび私も甘酒を作ってみました。

炊飯器の保温に材料を入れて

少し隙間を開けて蓋をする。そのまま10時間くらいで完成です。

途中なんどとなくかき混ぜます。

出来上がった甘酒はもうそれはそれはとろっとして、

品のある淡い甘さが漂ってきます。

これを水で倍くらいに薄め、沸騰させていただきます。

甘酒は飲む点滴とも言われるくらい栄養価の高い飲み物。

夏バテ予防にもなります。

‘甘酒’という言葉は夏の季語だから驚きでしょう!

DSC01588.JPGのサムネイル画像ここ数日は地場産のまだ酸っぱい苺にトッピングしてみました。

女将さん曰く、

人間は住んでいるその土地で採れたものを食べていれば

健康でいられるのだそう。

これが真の地産地消の持つ意味なのかもしれませんね。

糀との付き合いがもっと楽しくなりそうな1日でした。

そうそう、一度に2キロの糀を買いに行った私。

糀屋さんに、

‘あのー、何に使うんですか?’

と言われてしまいましたー!

さすがに2キロの糀はかなりの使いでがありました。

さぁ、

我が家の糀納豆もそろそろ仕込まなくちゃ!

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