救急で運ばれて、落ち込んでいたその晩だった。
電話があった。
(動けない人はとりあえず携帯電話の使用が許されていました。)
‘あら、ちょっと、どうしたのよ。
声が変じゃない、あんた’
と、電話の向こうはなんと、林檎屋母の声だった。
なんでまたこんなときに、どうして携帯に電話がくるんだろう。
普段はほとんど宝巌堂にかけてくるのに!
来なくていいと言ったけど、結局、
弟と妹と母と日帰りで来てくれた。
きっとこれも虫の知らせだったのかもしれません。
本当にびっくりしました。悪いことってできないね。
お客さまからは、
お見舞いやお手紙や、
本当に温かいお言葉をたくさん頂戴しました。
なによりも、
このドタバタのなか、
プランを変えることになってしまって
夏の旅のお楽しみを半減させてしまったのに、、
泊まりに来てくださったこと、
本当にありがとうございます。
また、
夏の旅自体の変更を余儀なくさせてしまって、
本当に申し訳ありませんでした。
別のいい旅に変更ができたでしょうか。
あるじ、スタッフが言います。
‘申し訳ないくらいに、
お客さんのお気遣いいただく声が聞こえるような夏だった’
と。
長岡についでがあったからと、
H葉さんが、Tトリーさんが、
義姉?から聞いてびっくりして、と、M美ちゃんが。
長岡在住のランチ会仲間のWさんが来てくれたり、
白金仲間のS君からでっこいアレンジメントが届き、
ラパンの店主の弾丸お見舞いにびっくり。
本を送ってくれた親友のM子。
ハガキ買ってきてー、コーヒー買ってきて―、
ポットに入れて来てー、パンに塗るチーズ買ってきてー!
なんて、すんごいわがままを聞いてくれたSつき。
宝巌堂にお見舞いに来てくださった方もいらした。
忙しい合間の休みなのに、スタッフも駆けつけてくれました。
遠く海外の妹の友人から、
FBでご縁をいただいたお友達から、
しばらく会っていなかった英語学校の仲間から、
嬉しいお便りも届きました。
‘どういう状況か聞きたくても、
立ち入って聞けないわ、というお客さまもいらっしゃると思うので
どうぞブログで経過を知らせてあげてくださいね’
と、コメントくださったお客さま。
本当にありがとうございます。
そして、退院してからも、
みなさんがお見舞いに来てくださり、
メールやお手紙をくださったり、
さまざまに心配してくださり。
確かに痛い痛いいたーーーぃ!経験だったけど、
あんまりにも幸せすぎて、ありがたすぎて、
バチが当たりそうです。
そして、明日退院という日、
お見舞いの最後を飾ったのは、
宝巌堂の常連で中学の同級生、東京在住のOくんでした。
いつもの新潟の旅で長岡に途中下車してくれました。
その時のびっくりしたこと!ここは東京か?と思っちゃいました。
書ききれなくて本当にごめんなさい。
たくさんのことを学んだ初めての入院生活でした。
洗濯ネットに洗濯物を入れて預けると
翌日には乾かして届けてくれる、
このシステム、いいなー、
宝巌堂でも取り入れよう!
そう!
受領は転んでもただでは起きないのだった!
また更にパワーアップして、
皆さんと笑顔でお会いできるように
スタッフ一同がんばります。
ありがとう、
本当に、みなさん、ありがとう。